俳優の谷原章介(48)が、第40回『ベスト・ファーザー「イエローリボン賞」』の芸能部門に選出されたと2日、発表され、都内で行われた授賞式に出席した。

【写真】おいしそう!谷原章介が子どもたちに作った手料理

 選考理由は「成績や他人の評価にこだわるよりも、人と生きる、きとんとした生活の規範を徹底し、子どもとともに父親は成長し、家族は絆と強めていくという信条と実践こそ、まさにベスト・ファーザーの理念にふさわしいものです」だった。

 6人の子どもがいる大家族の父である谷原は「身に余る光栄です」とにっこり。家族の反応を問われると「家だと柔和な感じではなく、うるさく、めんどくさく、だらしない父親です。『なんで』という空気感だったんですけど(笑)。とはいいながらも喜んでくれました」と明かしていた。

 家族も授賞式に来るのが通例となっているが「みなさんのように家族みんなでと思ったんですけど、習い事ですとか、高校生もいて用事や塾があって誰も来てくれない…。本当に用事があったので、家庭不和とか、父としての威厳がないとか、愛されていないとかではないと信じております」と笑顔で語った。

 小言を言うこともあるそう。「面白いもので成長する中で『言い過ぎたせいで、こうなったのかな…』と思ったこともあった。でも、同じように言っても全然、性格が違うので、全然、違うように育っている。途中から『親のせいじゃないんだ』と肩の荷を下ろして気楽に考えている」と接し方を口にした。

 スケジュールを合わせ学校行事にも参加するなど父としての役割もしっかり果たす。この春からフジテレビのニュース情報番組『めざまし8(エイト)』(月~金 前8:00~9:50)の司会を務めるが「ドラマとか、夜が遅い放送だったり見ることがなかったりしたけど今は毎朝、見てくれている。1つの新たなつながりができた。僕自身、いい仕事をやらせていただいている」と感謝した。

 現在は朝4時からの仕事で「月曜日から金曜日までのお仕事。子どもと過ごす時間が減るのではないかとも思ったんですけど、実際は午前中で終わる仕事。その後に仕事がなければ帰って家事もよりできる。逆にドラマとか、ほかのお仕事はできない状況ですので今は家族の時間が増えています」とうれしそうに話していた。

 子どもたちに作ったケーキや料理の写真も公開。「うちの妻が子どもたちの学校のことをやってくれている。人数が多いので連絡事項も6人分で、親子の面談も6人分。相当時間を取られる。これから受験など先のことも考える。スケジュールも頭もパンパン。僕はできる範囲の料理や掃除を。生計を共にしている身として、変な肩書きやキャッチフレーズなくやるのが当然のこと」ときっぱり。「うちの父がそういう人だったんです。料理や家事をする人で、その背中を見て育ったので、やることに対して違和感はないです」とさわやかな表情を見せていた。

 6月第3日曜日の「父の日」を記念し、父親への感謝を“黄色いリボン”で表す行事として1982年から開催。今年は、政治・経済部門に福島県双葉町町長の伊澤史郎氏、経済部門に日本環境設計株式会社取締役会長の岩元美智彦氏、学術・文化部門に国際すし知識認証協会理事・認定講師の小川洋利氏、スポーツ部門にサッカー元日本代表の中村憲剛が選ばれた。