『鬼滅の刃』最終巻23巻が、本日5月31日に発表した「オリコン上半期コミックランキング 2021」で期間内売上498.3万部で1位を獲得。期間内売上が400万部を超えたのは同ランキング史上初であり、期間内最高売上を達成した。「オリコン・モニターリサーチ」のアンケート調査では、同作について「気持ちを外向きにしてくれた」という声も。同作は様々な広がりを見せて全世代的に支持され、コロナ禍で我慢を強いられる日々のなかでかけがえない “支柱”として機能したようだ。

【ランキング】『鬼滅の刃』を追随するのは…ランクインしたコミックス一挙公開

■コミックス累積売上部数500万部超えが19作、衰えない人気続く

 同作は、昨年12月に発売されたシリーズ最終巻。初の1位を獲得した2020/12/14付週間コミックランキングでは、週間285.5万部を売り上げ、「コミック週間売上歴代1位」にも輝いた。同作の1巻は、2021/1/4付のオリコンコミックランキングで累積売上部数500万部を突破。2008/4/7付からスタートした同ランキングで史上初の歴代記録を達成した。そのほか1巻をはじめ、2021/5/31付現在、シリーズ計19作が累積売上部数500万部超えとなっている(※)。

 原作が終了してからも、根強い人気が示される同作。関連作品も堅調に推移し、画集『『鬼滅の刃』吾峠呼世晴画集―幾星霜―』は「オリコン上半期BOOKランキング 2021」で1位を獲得、塗絵本『鬼滅の刃 塗絵帳 -蒼-』と『鬼滅の刃 塗絵帳 -紅-』は同ランキング5位と7位にランクイン。3作が同ランキングのTOP10に位置する結果となった。

■『鬼滅の刃』は「アイドル」「老若男女楽しめる共通言語」 全世代から支持の声

 コンビニで買える缶コーヒーやお菓子、ファストファッションブランドのTシャツ、お香やメガネ…「守備範囲広すぎ!」と話題にものぼるほどに、様々なコラボ商品が発売され、全世代から愛される作品となった同作。ここまで広がりを見せる理由はどのようなところにあるのか。「オリコン・モニターリサーチ」では会員10代~60代の男女3298名に『鬼滅の刃』についてインターネット調査を実施した。

 同作はどのような存在か? という質問には、「アイドル」(10代女性)、「勇気をくれる、生きる意味を考える作品(20代女性)、「子ども達が炭治郎みたいに優しく強い人になりたいと言ってくれた。人生を変えてくれる」(30代女性)、「自分史上印象に残る作品の一つ」(40代男性)、「コロナ禍でふさぎ込んでいた気持を上向きもしくは外向きにしてくれました」(50代男性)、「老若男女問わず楽しめる共通言語」(60代女性)など、前向きな声が多数見受けられた。

 関連作品のなかでも注目を集めたのは、「オリコン上半期BOOKランキング 2021」で1位を獲得した画集『『鬼滅の刃』吾峠呼世晴画集―幾星霜―』。購入した人からは、「原作完結後のイラストも少し見れて最高だった」(20代女性)、「絵柄が絵によってだいぶ違う。つまり連載中に画力が明らかに向上しているのが画集からも分かる。それが非常に良かった」(30代男性)という声が。原作が終了後も、画集や公式ファンブックなどの関連作品が発売され、物語の余白を楽しむことができたのは、読者にとって大きな支えになった。昨年に続コロナ禍で我慢の日々が続くなかで、『鬼滅の刃』は“支柱”となる作品に到達したと言い切れるのではないか。

(※)累積売上部数500万部突破作品:『鬼滅の刃』1巻、2巻、3巻、4巻、5巻、6巻、7巻、8巻、9巻、10巻、11巻、12巻、13巻、14巻、15巻、16巻、17巻、18巻、19巻

【調査概要】
調査時期:2021年4月9日(金)~4月15日(木)
調査対象:計3298名(自社アンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代~60代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ(https://omr.oricon.co.jp)