俳優の菅田将暉が主演する映画『キャラクター』(6月11日公開)。本作で俳優デビューを飾るSEKAI NO OWARIのボーカル・Fukaseが殺人鬼・両角(もろずみ)を演じることでも話題だが、その両角の新場面カットが解禁となった。

【写真】Fukaseがポラロイドカメラで撮影した菅田将暉

 もしも売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら? しかも、その顔を"キャラクター“化して漫画を描いて売れてしまったとしたら?? そんなアイデアから、登場人物(キャラクター)それぞれが幾重にも交錯するダークエンターテインメント。人の悪を描けず苦悩する才能のない漫画家・山城圭吾(菅田)が殺人犯・両角(Fukase)との出会いをきっかけに、人生が大きく動き出していく。

 両角は、神出鬼没な上に犯行の目的や身元など、全てが謎に包まれたキャラクター。殺人を犯した後、山城に顔を見られてしまう。さらに、山城が両角をモチーフにしたキャラクターで漫画を描いたことでその行動はエスカレート。突然、山城の前に現れ、山城が漫画で描いた事件を自らが再現したと告げるのだった。さらには山城の漫画を自身との“共作”と言い出し、その行動は暴走していく…。

 今回、解禁となったカットは、血まみれの格好でポラロイドカメラを構えながら満面の笑みを浮かべる両角を写したもの。実はこのシーンは両角が自分が犯した犯行現場を自ら撮影しているという場面。その常軌を逸した行動はまさに殺人鬼と呼ぶにふさわしいものであるが、同時にあどけないともいえる程の表情を浮かべている点も見る側の恐怖心をあおり、両角という"キャラクター“が持つ異質さを際立たせている。

 両角は自身の犯行現場を写真に撮影したり、殺人のやり口にもある種のこだわりを持つなど、殺人を“作品”として捉えており、演じるFukaseのイノセントな狂気を体現した演技がそこに説得力を持たせている。

 Fukaseも両角というキャラクターについて「それが殺人ではあっても、この映画の中で実は最も純粋に作品に向き合っていて、クリエイトしていくことにひたむきに努力して真摯に向き合っていた人物なんじゃないか」と分析。役作りにあたっては両角の心理を突き詰め、純粋なだけに恐くもある”子どもの表情“を演技の参考にしたという。そんなFukaseの狂気に満ちた独特の存在感と美しさ、両角の凶行とその顛末を劇場で確かめてほしい。

 さらに、公式SNSでは両角を演じるFukaseがポラロイドカメラで撮影したオフショット写真を順次公開中。公開に向けたPR活動中の菅田将暉や中村獅童ら共演者との写真など、貴重なオフショット写真が満載。作中の緊迫した雰囲気とはまた違った表情をみせている。