バンダイナムコグループは28日、2022年にテレビ放送開始から20周年を迎える『機動戦士ガンダムSEED』シリーズの新プロジェクト『GUNDAM SEED PROJECT ignited』を始動することを発表した。劇場作品の制作を中心に、世界中でさまざまな『機動戦士ガンダムSEED』シリーズの施策を行っていくプロジェクトとなる。

【画像】タツミ・ホーリの設定画

 IP軸戦略のもとに発足させたガンダムプロジェクトを主体として行われる。過去に発表していた劇場作品の制作がプロジェクトの中心となる。劇場作品は、テレビシリーズの続編となり、テレビシリーズでも監督を務めた福田己津央監督のもと、鋭意制作中という。公開時期の詳細は今後、発表されるという。

 また、『「機動戦士ガンダムSEED」シリーズ MSV(モビルスーツバリエーション)』新企画として、7月から『機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE』がコミックにて国内外で展開される。「空白のニ年」と呼ばれるコズミック・イラ72年を舞台にした作品で、“ODR(オーダー)”と呼ばれた空虚の部隊に命を賭した者たちを描く。

 タツミ・ホーリは、「ODR」のMS(モビルスーツ)パイロットで、遺伝子操作を受けていない人類「ナチュラル」の生まれであるため、身体能力、頭脳その他は、平均クラスだが、なぜか「エクリプス」の操縦にのみコーディネイターを凌駕する才能を持つ。ミヤビ・オト・キオウは、「ODR」の指揮官で、遺伝子操作が施された人類「コーディネイター」のために、各種能力は高いが、複雑な育ちをしているため、現在の社会情勢を悲しく思っている。良家育ちの割には、自由な発想を持ち行動力がある。ケン・ノーランド・スセは、「ODR」のもう一人のパイロットで「コーディネイター」。頭脳全般、身体能力、MS の操縦全てにおいて高い能力を示す。「ナチュラルとコーディネイターの戦争」に対し、諦観の念を抱いている、という設定。

 登場モビルスーツも一部公開された。MVF-X08 エクリプスガンダムは、オーブにて極秘に開発されたカスタムモビルスーツ。最大の特徴は、飛行形態からMS形態への変形。さらに「ミラージュコロイド」機能も搭載し、隠密作戦を得意とする「ODR」の運用に特化した機能性を備えた機体。現在、2機が確認されている。

 そして、主役MSであるエクリプスガンダムのガンプラ「マスターグレード(MG)」シリーズでの最速立体化が決定。最新のMG SEEDシリーズの意匠を踏襲しつつ、当機体の特徴である飛行形態からMS形態への変形を再現。さまざまな武装パック装備に対応し、劇中の換装も再現している。ビームサーベルやビームライフル等の各種武装に加え、腕部にシールドを装備が可能。付属のエフェクトパーツでビームシールドの展開を表現できる。8月に、一般店頭にて発売予定となる。

 また、『GUNDAM SEED PROJECT ignited』では、「実物大フリーダムガンダム立像」を海外初となる実物大ガンダム立像として、中国・上海市に4月28日にオープンした「三井ショッピングパーク ららぽーと上海金橋店」に設置したほか、新作ゲームの開発が決定した。

■『機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE』あらすじ
 C.E.(コズミックイラ)72 年…。後に「空白の二年」と呼ばれることとなるこの時期。ある者は、「薄氷の平和の時間」、またある者は「次なる狂騒への休憩時間」と呼ぶ。
 これは、狭間の物語。「二つの大戦の狭間で、“ODR(オーダー)”と呼ばれし空虚の部隊に命を賭した者たちの物語」。