6月4日発売の人気漫画『呪術廻戦』最新コミックス16巻の初版発行部数がシリーズ初の200万部になることが決定し、度重なる重版で累計発行部数が5000万部(デジタル版含む)を突破することが5月31日、集英社より発表された。2020年5月時点では累計450万部だったため、テレビアニメの放送でさらに注目されたこともあり、1年で11倍と驚異的なペースで売り伸ばしている。

【画像】グッズがチラリ 公開された『呪術』同梱版&特設サイトの一部

 現在15巻まで発売されているが、テレビアニメ化が発表された2019年11月時点では累計250万部、2020年5月時点で450万部、アニメ放送時の10月2日に850万部を突破するなど順調に部数を伸ばしてきた同作。その後、10月29日に1000万部、12月16日に1500万部、今年1月13日に2000万部、2月9日に3000万部、3月4日に3600万部、4月21日に4500万部突破、累計は1年で約11倍、アニメ効果で約5.9倍(放送時比較)となっている。

 この勢いは、社会現象化している『鬼滅の刃』が、テレビアニメが放送された2019年4月6日時点で累計350万部(※9日発売巻で500万部)、終了した9月末時点で1200万部、終了2ヶ月後の12月4日時点で2500万部、20年5月時点で6000万部突破していることから、『鬼滅の刃』と同等以上のペースで売り伸ばしている。

 この大ヒットを記念して、特設WEBサイト『渋谷事変之景』を6月1日午前11時より公開。同サイトでは、10巻~15巻(第82話から第133話)で描かれた“渋谷事変”の内容を「五条・伏黒・釘崎・虎杖」の4キャラそれぞれの目線で時系列順に振り返ることができる企画を掲載する。また、コミックス18巻(12月25日発売予定)・19巻(2022年4月4日発売予定)では、作品初の「グッズ付き同梱版」の発売が決定し、予約受注生産で予約受付がスタートしている。

 作者・芥見下々氏の初連載となる『呪術廻戦』は、2018年3月より『週刊少年ジャンプ』で連載がスタートし、ある強力な「呪物」の封印が解かれたことで、高校生の虎杖悠仁が、呪いをめぐる戦いの世界へと足を踏み入れるダークファンタジー。連載を決める会議で、オリジナリティーのあるストーリー、キレのあるせりふ、独特のキャラクター造形などが評価され、“編集部が満場一致で連載決定した”というエピソードを持つ連載当初から注目を浴びた作品。

 第1巻は2018年7月の発売後に即重版がかかり、2巻の9月4日発売までに2度の重版を記録。編集部は当時「デジタル版でも新人作家としては異例の売れ行き」と説明。読者の支持を受けて『全国書店員が選んだおすすめコミック2019』で1位、『みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2019』で大賞を受賞。昨年10月よりテレビアニメが放送されると、TBS系の『NEWS23』などで特集が組まれるほど話題に。映画『劇場版 呪術廻戦 0』が今冬に公開されることも決まっている。

■『呪術廻戦』累計発行部数の流れ(集英社発表)
19年11月:250万部(テレビアニメ化発表時)
20年5月:450万部
20年10月2日:850万部(テレビアニメ放送時)
20年10月29日:1000万部
20年12月16日:1500万部
21年1月13日:2000万部
21年1月26日:2500万部
21年2月9日:3000万部
21年3月4日:3600万部
21年3月31日:4000万部(26日にテレビアニメ終了)
21年4月21日:4500万部
21年6月4日:5000万部