3歳の子を連れたママがエレベーターに乗り込むと、マスクを忘れた弟の口をハグして抑える姉に遭遇。 そんな姿に「大丈夫だよ」と言っても「じゃあハンカチで抑えます」と答える姉。一連の流れを漫画にして投稿すると、「かわいいけど切ない」「子ども達が我慢しなくていい世界になってほしい」などのコメントが。普段から育児漫画を描いている投稿者のぱいん子さんへ、コロナ禍で頑張る姉弟に出会って感じたことや、自身の育児について聞いた。

【漫画】お姉ちゃんのこの責任感の強さよ! 弟をギュッとハグした理由とは

■早く子どもが子どもらしく生活できるようになってほしい

――エレベーターで出会った姉弟の様子は、まさにコロナ禍だから生まれた光景でしたね。この体験を漫画にして投稿した心境を教えてください。

【ぱいん子さん】子どもたちは私が思う以上に、コロナに対して気を張っているんだなと実感しました。早く子どもが子どもらしく生活できるようになるために、大人が頑張らなければと思いました。

――小学生は、日々学校でルールとしてマスク着用を呼びかけられていますからね。

【ぱいん子さん】私の子どもはまだ小さいので、コロナのことはまだよく分かってない感じだったのですが、小学生となると全然違うんですね。

――現在3歳の息子さんを描いた漫画も面白いです。SNSで育児漫画の投稿を始めたのはいつ頃でしょうか?

【ぱいん子さん】2020年の6月ごろからです。ずっとアナログで簡単な絵日記はつけていたのですが、父からiPadをもらったのをきっかけに、デジタルで漫画投稿を始めました。

――子育てで忙しい毎日かと思いますが、漫画はどの時間帯に描いていますか?

【ぱいん子さん】息子がこども園に通い始めた4月からは登園後に描いていますが、それまでは寝た後に描いていました。起きてるときは無理!!

――日々の作品で工夫していることを教えてください。

【ぱいん子さん】息子の絵を描く上では、いわゆる漫画にありがちな“決め顔”や“決めポーズ”をなるべく避けて、実際の息子の表情を思い出して描くようにしています。そうすると無表情になりがちなんですが、子どもって大人が笑うところで笑ってなかったりするじゃないですか? なので、その方がリアルなのかなと思って描いています。

――なるほど。これからはお子さんの表情にも注目して読んでみます。投稿内容はどうやって決めていますか?

【ぱいん子さん】思わず笑ったセリフなんかは、ささっとメモするようにしていて、なるべくその感情が消えないうちに描いています。が、描くのが追いつかずに消えていった話もたくさんあります。

■息子の成長を毎日感じつつも、子育てはまだまだ手探り中

――息子さんが、昨年「バンホガン」から「ばんごはん」と言えるようになった投稿からも感じましたが、2歳から3歳の成長は突然ですよね。3歳児になって成長したなぁと思ったことはありますか?

【ぱいん子さん】成長は毎日感じています。3歳になって、自分の気持ちとその理由を少しずつ説明できるようになってきました。「ママが怒るのがイヤだ」とか、「部屋にひとりだとさびしい」とか…そういう細かい感情を言葉にできると、気持ちが整理できて落ち着くと思うので、どんどんやって欲しいなぁと思います。

――息子さんが今から小学校の登下校を心配する投稿は、かわいかったですね。最近印象的だったエピソードがあれば教えてください。

【ぱいん子さん】休みの日はパパが寝かしつけるんですが、少し前までは「ママがいい!」と大泣きしていたので、これは大きな一歩です。でもちょっとさびしいですね…。

――ぱいん子さんが子育てで心がけていることは?

【ぱいん子さん】3年経っても手探り中です。ただ、息子の自我が確立してきたので、私と息子は別の人間だってことを忘れないようにしたいです。

■いつか沖縄へ家族旅行に…子どもにも新しい経験をたくさんしてほしい

――コロナが落ち着いたらご家族で何をしたいですか?

【ぱいん子さん】旅行できるようになったら、家族で沖縄に旅行したいです。息子はまだ飛行機に乗ったことも海で泳いだこともないので、新しくて楽しい経験をしてほしいです。

――ぱいん子さん自身が、今一番癒されるのはどんな時でしょう。

【ぱいん子さん】最近、疲れたら現実逃避に歴史小説を読んでいます。短めの新選組アンソロジーとか。近所の図書館が田舎にしては充実していて助かります。タダでいくらでも小説が読める図書館は神です。

――最後に、今後の目標を教えてください。

【ぱいん子さん】漫画や絵で仕事するのが夢です! ブログにも漫画を溜めているので、それももっとたくさんの人に見てもらえたらうれしいです。