人気グループ・関ジャニ∞の安田章大が主演する、パルコ・プロデュース『リボルバー~誰が【ゴッホ】を撃ち抜いたんだ?~』(東京・パルコ劇場、7月10日~)のビジュアルが28日、公開された。人気作家・原田マハ氏の原作をもとに、ゴッホとゴーギャンの謎に満ちた関係にフォーカスする今作。モノクロな世界で、ゴッホの象徴でもあるひまわりの生花だけが色付けられ、それをリボルバーに見立ててこめかみにあてた安田の姿が、まるで絵画のような一枚に仕上がっている。併せて、全キャストも解禁された。

【写真】池内博之、大鶴佐助、北乃きいらキャスト陣

 原田氏の原作はフィンセント・ファン・ゴッホの死をめぐる謎に、現代のオークショニストが迫るアートミステリー。舞台化に当たり、原田自らが初めて舞台戯曲の筆を執り、小説版とは異なる新たな物語として立ち上げる。舞台版は、ゴッホが実際に活躍した19世紀当時を物語の舞台とし、謎に満ちたゴッホとゴーギャンの愛憎入り混じる関係を映し出す。ポスト印象派の画家としてフランスで活動し、20世紀の美術に大きな影響をもたらしたゴッホを演じる安田が演じ、映画監督の行定勲氏が、第18回千田是也賞を受賞した『タンゴ・冬の終わりに』以来6年ぶりの舞台演出を手掛ける。

 パリの小規模なオークション会社に勤めるオークショニスト・高遠冴はゴッホとゴーギャンについての論文を準備中だった。そんな彼女のもとに古びた拳銃が持ち込まれた。出品者はゴッホの自殺に使われたものだという。その真実を探るために冴は、ゴッホとゴーギャンの謎に満ちた関係の調査を始める。そして、誰も知らない歴史上の真実を掘り当てる。それは、ゴッホの死にゴーギャンが関わっているという驚くべきものだった…。

 今でこそオークションに登場すれば100億円を超える高値で取引され、誰もが知る有名な画家ゴッホ。が、生前はたった一枚しか絵が売れなかったともいわれている。では、誰が、何が『ゴッホ』=アートの“価値”を決めるのか。今作では、かつて現実の世界で生きていた生身の人間・ゴッホを描くことで、価値のあるなしにかかわらず、画家が作品に込めた思いは普遍的なのだというテーマをあぶりだす。くしくも安田は今年、ゴッホの享年である37歳を迎える。孤高のアーティスト・ゴッホの謎に満ちた生涯を、等身大の人物としてどう演じるのかにも期待が高まる。

 そして共演者としてゴッホのライバルであり一時期は共に創作活動をしていたゴーギャンに池内博之、画商としてゴッホを献身的に支える弟のテオに大鶴佐助、ゴッホとゴーギャンの謎に迫るオークショニスト・冴に北乃きい、共に謎を解き明かす社長・ギローに相島一之、同僚・JPに細田善彦、医師・レイほかに金子岳憲、謎の少女クロエとゴーギャンの妻ヴァエホの二役に東野絢香と、若手からベテランまで実力派の俳優陣が顔をそろえる。

 東京公演は同所で8月1日まで。大阪公演は東大阪市文化創造館Dream House大ホールにて8月6日から15日まで上演。