アメリカの大自然の中で車上生活を送る女性を主役にしたロードムービー『ノマドランド』で、『第93回アカデミー賞』作品賞・監督賞を受賞し、マーベル・スタジオの新作映画『エターナルズ』(11月5日公開)の監督を務めることでも注目のクロエ・ジャオ。このたび、『ノマドランド』のBlu-rayやデジタル配信(購入)の特典の中から主演女優賞に輝いたフランシス・マクドーマンドとクロエ・ジャオ監督が作品づくりの裏側について語る映像の一部が解禁された。

【動画】クロエ・ジャオ監督の作品づくりにかける思い

 『ノマドランド』は、“現代のノマド(遊牧民)”として車上生活を送る一人の女性が、往く先々で出会う人々との心の交流とともに、新しい時代の希望を見つける感動のドラマ。ジェシカ・ブルーダーのノンフィクション書籍「ノマド:漂流する高齢労働者たち」を原作としている。

 “ノマド”として路上に出るファーンを演じるのは、これまで『ファーゴ』(1996年)と『スリー・ビルボード』(2017年)、そして本作で3度目のアカデミー賞主演女優賞を受賞したフランシス・マクドーマンド。製作も担う彼女は、自身の生き方や考え方、ライフスタイルを投影しながらファーンというキャラクターを創り上げ、見事に演じ切った。

 また、ファーンに大きく影響を与える”ノマド”のデイブ役は、『グッドナイト&グッドラック』(05年)でベネチア国際映画祭男優賞を受賞し、アカデミー賞、ゴールデングローブ賞にノミネートされたデヴィッド・ストラザーンが熱演。

 さらに、ボブ・ウェルズ、リンダ・メイ、スワンキーをはじめファーンが道中に出会う”ノマド”を演じたのは、実在する本物の”ノマド”たち。監督自らが顔を合わせてキャスティングし、彼らの素の表情を引き出すリアルな生活の中にマクドーマンドが身を投じることで、ドキュメンタリーとフィクションの境界線を超える新しい表現ジャンルを確立した作品となった。

 解禁された映像では、実際のノマドを起用することで、映画を通して役者本人たちの人生を映し出した今大注目の新鋭監督クロエの、作品づくりにかける思いを垣間見ることができる。

 『ノマドランド』は6月9日より先行デジタル配信開始、6月23日にBlu-ray+DVDセットが発売される。Blu-rayやデジタル配信(購入)には、監督、原作者などによるインタビュー映像「ノマドという生き方」や、野外上映イベントを収録した「監督とキャストへのインタビュー」、「未公開シーン」など、本編と一緒に楽しめる貴重なボーナス・コンテンツを収録。