シンガー・ソングライターで俳優の星野源(40)が、25日深夜放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン(ANN)』(毎週火曜 深1:00)に生出演。19日に女優の新垣結衣(32)と結婚すると発表して以降、初の『ANN』となったが、注目を集めている結婚についてのトークも行いながら「基本的にいつもと変わらない」との言葉通り、いつも聞いているリスナーとの関係も大事にした、通常運転となった。

【動画】報道陣からの祝福に笑顔を見せる星野源

 番組冒頭、星野は「人生の中で何回かあるんですけど、それまでとそれからがまったく世界の景色が変わる瞬間っていうのが何度かありまして」と切り出すと、自身の経験をもとにトーク。先週の水曜日、まさにそういう瞬間だったんですよね」と明かした上で「みなさん、その話題というのを話すんだろうなと思っていると思いますので、もちろんお話しますので、基本的にいつもと変わらない『星野源ANN』なんですけど、結婚ということで、実はここにとある人が来てくれていて…」としっかりフリをつけると「番組ディレクターの野上と申します」とリスナーにはおなじみの野上ディレクターが登場し、新婚トークを繰り広げた。

 その後「ちょっとたくさんメールをいただいておりましてね(笑)。先週の水曜日に発表になったんでございますが、私星野源、この度新垣結衣さんと結婚する運びとなりました」と自らの口で報告。今回の結婚発表を受けて『ANN』仲間から、さまざまな祝福が寄せられたことに触れ「若林さんもお話してくれて、ちょっとグッときましたね。たくさんの方がいろんなところで話題にしてくださって。きのうの菅田将暉くんとか、直前のYOASOBIも、岡村さんも…」と感謝した。

 続けて「若林さんが『内容を言わないよ』って言っていたのが、すごくステキだなと思って…。僕は内容を言ってもらってもいいのですが、芸人さんって、笑いにしなきゃいけない仕事じゃないですか。笑いの種類としては、くさしたり、ちょっとすかしたり、イジったり、そういう方向がまだまだスタンダードだと思うんですね、そんな中、若林さんが一切くさらせず、春日さんのお話も交えながら、めちゃくちゃ笑わせてくれたっていうのが、かっけーって。やっぱり改めてすげーなと思いました。放送を聞きながら『かっけー』って言っちゃいましたね」と思いを伝えた。

 その後は、リスナーからの質問に答えていくコーナーも。お互いになんと呼び合っているかと向けられると「これ、くるよね…」としながらも「僕は今までも言っていたんですけど『結衣ちゃん』で、彼女の方は『源さん』だったり、まだたまに『星野さん』だったり」と紹介。同じマンションに引っ越して、アプローチをしていたとの報道には「これは違うんです。たまたま同じになっただけで」と自らの言葉で訂正した。

 今回の結婚について、真摯に向き合った後は、いつもの“ジングル”コーナーへと突入。深夜ラジオならではの投稿の数々に、星野もツッコミを入れながら大笑いするなど、リスナーと築き上げた関係の深さを感じる時間が続いた。さらに、おなじみの「星野ブロードウェイ」も開催するなど、自身に起きた大きな出来事を伝えながらも、いつもの雰囲気を大切にする星野の配慮とバランス力が光る放送となった。

 終盤には“寺ちゃん”の愛称で親しまれている作家の寺坂直毅氏による“前口上”も。涙声になりながらも、星野の結婚にあたっての思いを打ち明ける、感動的な前口上となった。その後は、またもやいつもの深夜ラジオトークへと戻り、最後まで“感動”と“笑い”がつまった2時間となった。

 放送前にも星野のささやかな配慮が見られる演出も。25日夜、ニッポン放送入りした星野は、報道陣から結婚を祝福されると笑顔。集まった報道陣を見かけると星野は「わぁすごい。すみません。ありがとうございます。こんなの見たことない」と照れ笑い。報道陣から祝福されると「ありがとうございます!」と感謝の言葉を並べた。最後に「わざわざ来ていただいてので、お礼を…」と上着をめくると“PECCORI”と書かれた、ずん・飯尾和樹のぺっこりTシャツを披露。「ぺっこりTシャツ着てきました」と報道陣を笑わせるサービス精神を見せていた。

 番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。

■寺坂直毅氏の前口上
星野源さん、本当によかった。星野源のオールナイトニッポンが産声をあげ、5年と2ヶ月あまり…、ちょっとまってください。オープニングの「ビタースウィート・サンバ」とともに、いつかこういううれしいお話をされる日がくると思ってはいましたが、まさかそれがきょうになるとは…すみません。喜ばしい知らせに、当初は驚きつつも、じわじわとうれしさが沸き立ち、感動し、自然と涙を流しておりました。私だけではありません、ディレクター野上くん、サブ作家の宮森くん、AD落合くん、ミキサー大沢さん、玄ちゃん、そしてなによりもリスナーのみなさん。みんなが喜び、感動いたしました。思えば、星野さんはいつも撮影や曲作りで、ヘトヘトに疲れても、リスナーのメールに励まされ、2時間後は元気を出して、有楽町を笑顔で去っていかれました。しかし、時にはそのレベルをこえ、正直に言いますと、つらそうだなと思った時期もありました。エッセイ『いのちの車窓から』でも記された、心が苦しくなって、夜の晴海ふ頭をひとりで眺められたお話は、なんとか星野さんを助けてあげたいものだ、私たちもリスナーのみなさんもそう思ったと思います。しかし、これからの人生は違いますね。ひとりではなく、2人になるのです。その苦しみは半分に、喜びは2倍になるのではないでしょうか。どんなこともパートナーと2人で考え乗り越えていかれるのだ。私たちはそのことが何よりもうれしいと思っております。さぁ、みなさんもきっとひとりではなく、だれか分かち合う存在がいます。今夜はその人を思い浮かべながらお聞きください。星野源さんで「不思議」。