アイドルグループ・AKB48の47都道府県選抜メンバーからなるチーム8が23日、神奈川・ぴあアリーナMMで2014年12月からスタートさせ、6年以上かけて47都道府県を回った「AKB48チーム8 全国ツアー ~47の素敵な街へ~ ファイナル 神奈川県公演『真っ青な空を見上げて』」のファイナルを迎えた。

【画像】手をつなぎながら「思い出のほとんど」を歌う小田えりな&本田仁美

 本来は、結成6周年記念日にあたる昨年4月3日、47都道府県ツアー最終地となる神奈川(当時は横浜アリーナ)でゴールを迎える予定だったが、新型コロナウイルスの影響で1年越しの開催となった。

 この日を待ち焦がれていた神奈川県代表メンバーの小田えりなは前座でソロステージを行い、自身が作詞した「愛のキャンプファイヤー」からスタート。「暗闇」(STU48)、「セブンスコード」(前田敦子)をカバーすると、「まさか私が歌うなんて思ってないと思います」と切り出し、「やさしくするよりキスをして」(渡辺美優紀)をキュートに披露。皆さんに投げかけたいです」と言って「負けないで」(ZARD)を力強く歌い、歌唱力に定評のある小田が5曲でさまざまな表情をみせた。

 本編のオープニングでは、今年4月まで行われていた舞台『マジムリ学園 蕾-RAI-』の外伝を約15分にわたって上演した。舞台で小田が演じた私立嵐ヶ丘学園・生徒会の美山千里(タウゼント)を主役とし、小栗有以らメンバー19人が時に笑いを交えながら熱演。8月中旬には第3弾となる舞台が東京・品川プリンスホテル ステラボールで上演されることが発表となり、会場には拍手が鳴り響いた。

 続いて、作曲家・井上ヨシマサ氏のピアノ演奏で小田が「泣きながら微笑んで」をソロ歌唱。タイトルどおり泣きながら微笑んで歌って観客の胸を打った。そして6曲目からのユニット曲パートに入ったところで、日韓ガールズグループ・IZ*ONEの活動を終えてチーム8に復帰した栃木県代表・本田仁美が登場した。

 本田は金髪のロングヘアを振り乱しながら「涙の表面張力」とクールにパフォーマンス。会場のファンも声援の代わりにペンライトを激しく振って復帰を歓迎した。ユニットパートの最後には、小田と本田が「思い出のほとんど」をデュエット。向き合った2人は感極まって歌えなくなり、手をぎゅっとつないだ。

 アンコールでは、本田が「ちょっとこの場をお借りまして、私からですね……」と神妙な顔でたっぷり間をとった。IZ*ONEでともに活動していた宮脇咲良がHKT48のイベントで復帰報告をした際、卒業発表をしたことから、メンバーと会場の観客は「エ?」と凍りついた。しかしこれは本田のいたずらだったことがわかると、小田は涙で顔を歪め、本田は謝りながら小田の母親からの手紙を代読した。

 足掛け7年のツアーを終え、小栗有以(東京都代表)はこれまでチーム8に在籍してきた75人のメンバーに思いをはせ、「全75人で迎えたゴールだと思います。卒業発表しているメンバーもいるんですが、前を向いて突っ走っていきたいと思います」と決意表明し、ロングランツアーに幕を下ろした。

■「AKB48チーム8 全国ツアー ~47の素敵な街へ~ ファイナル 神奈川県公演『真っ青な空を見上げて』
【前座】小田えりな(神奈川県代表)ソロステージ
01. 愛のキャンプファイヤー
02. 暗闇
03. セブンスコード
04. やさしくするよりキスをして
05. 負けないで
【本編】
マジムリ学園外伝 -タウンゼント-
Overture
01. 泣きながら微笑んで
02. 10年桜
03. 涙の湘南
04. 君は僕の風
05. へなちょこサポート
06. 涙の表面張力
07. 最強ツインテール
08. 君にウェディングドレスを…
09. 天国野郎
10. 孤独なランナー
11. この涙を君に捧ぐ
12. ごめんね ジュエル
13. 点滅フェロモン
14. 思い出のほとんど
15. 恋する充電プリウス ~恋するフォーチュンクッキー2~
16. 一生の間に何人と出逢えるのだろう
17. 汚れている真実
18. ジタバタ
19. あまのじゃくバッタ
20. 制服の羽根
21. 星空を君に
22. 思春期のアドレナリン
23. 生きることに熱狂を!
24. 挨拶から始めよう
25. 蜂の巣ダンス
26. 好きだ 好きだ 好きだ
27. 夢へのルート
【アンコール】
EN1. 長い光
EN2. 願いごとの持ち腐れ
EN3. 47の素敵な街へ
EN4. 約束よ