のんが脚本・監督・主演を務める映画『Ribbon』(2022年公開)が、『第24回上海国際映画祭』の特別招待作品としてGALA部門に選出され、公式出品が決定した。『Ribbon』の上映は本映画祭が初となり、上海がワールドプレミアとなる。のんは上映前にビデオメッセージで登場する予定だ。

【動画】映画『Ribbon』応援PV(炎篇)

 1993年に開始され、今年で24回目を迎える同映画祭は、国際映画製作者連盟の公認を受ける中国で唯一の国際映画祭であり、世界12大映画祭の一つに数えられるアジア最大規模の映画祭。世界中から集まった数千本の作品から例年500作品近くの映画が上映される中で、GALA部門に選出されるのはわずか数作品。本作への期待の高さが伺える。同映画祭は、2021年6月11日~6月20日に開催。『Ribbon』は期間内に3回上映予定。

 本作は、多くの卒業式がなくなり青春を奪われていく学生たちの悲しみを目の当たりにしたのんが、脚本も自ら手がけ、鬱屈とした現状をのんらしい持ち前のパワーで痛快に打破していく“再生”の物語。コロナ禍により表現の術を奪われ、自分のやるべきことを見つけだせずに葛藤する美大生“いつか”をのんが演じる。

 また、のんが大量のリボンを身にまとう、メインビジュアルも解禁された。本作では主人公のさまざまな感情の流れがリボンで表現されており、絡み合う大量のリボンに身を包む姿は、 かわいらしくありながらも、コロナ禍の美大生のモヤモヤとした葛藤を感じさせる。衣装は、リボンの色合いやバランスなど細部にまでこだわり、のんが制作。正面を見つめる 印象的な眼差しや、「ゴミじゃない 。」というキャッチコピーにも、作品の世界観が反映されている。