『魔進戦隊キラメイジャー』にヨドンナ役で出演した桃月なしこ(25)。テレビシリーズ最終話では“生みの親”であるヨドン皇帝から必要とされないという悲劇的な最期を迎えたが、Vシネクスト『魔進戦隊キラメイジャーVSリュウソウジャー』(29日から期間限定上映、一部地域では上映延期)に登場し、物語で重要な役割を果たしている。そんな桃月に、ORICON NEWSは動画インタビューを実施。映画の見どころだけでなく、登場する度にツイッターでトレンド入りした“ヨドンナ様しか勝たん”の裏側も聞いた。

【動画インタビュー】ヨドンナ様がぶっちゃけ放題!桃月なしこがキラメイジャーを語る

■『リュウソウジャー』と共演 アクション&ダンスシーンに本音

――『魔進戦隊キラメイジャーVSリュウソウジャー』。すごくいい映画でした!
【桃月】めちゃくちゃよかったですね! いろいろ感動がありました。

――見どころは、たくさんありましたが、ヨドンナ様とカナロのシーンは必見ですね
【桃月】ヨドンナがカナロさんから求婚されるとは思わなかったです(笑)。台本を読んだ時に吹き出しました。「私に来るんだ!」って。意外性がありました。みなさんの反応も面白かったですね。

――監督も坂本浩一監督で、アクションシーンも豊富でした。
【桃月】めちゃめちゃ大変でした…。テレビシリーズでも何度かアクションはやらせていただきましたが、その時より多かったですね。『キラメイジャー』は私だけじゃなくて、みんな素面(すめん)でアクションをしました。『キラメイジャー』という作品は素面でのアクションが少なかったので、ほとんどみんな初めてぐらいのアクション。しかも、私の新年1発目の仕事がナパーム爆破だったんです(笑)。ある意味で、おめでたかったですね!

――“キラケボーン”なダンスシーンもありました。
【桃月】実はダンスがスゴく苦手で…。「やりたくない」って言っていたんですが、今回はやるということで…。ちゃんと使えるところがあってよかったなと思います(笑)。全員が私のダンスを見ていたのが嫌で…。「よかったよ」みたいなテンションでしたけど、絶対にそんなこと思ってない!ってなりました(笑)。

――『リュウソウジャー』とも共演しました。
【桃月】ごあいさつ程度でしたが、すごく気さくな方々でした! 『キラメイジャー』の子たちは私も含めて人見知りが多くて、なかなか自分からは話しかけられないんです。でも『リュウソウジャー』の皆さんは、めちゃくちゃ話しかけてきて、明るいなって思いました。戦隊ごとの色が見えたような気がします。

――『キラメイジャー』のメンバーたちとは?
【桃月】テレビシリーズで最後は精神の中のシーンが多かったので、なかなか会えていなかったんですが、この『VS』も、ほとんど会えていないんです…。どんなことをしていたのか知らなくて、実際に見て「めちゃめちゃ戦ってる!」ってなりました。

――メンバーのコスプレも話題です。
【桃月】警官とか、スケバンの感じもよかったです! 皆さん、カッコよくて、かわいい。自分も、実は最初に“ヨドンチェンジ”をさせてもらっています。地毛なので、初見でヨドンナだとわかってくれる人が何人いるのか不安なんですけど(笑)。

■キラメイジャーカフェに行くも声かけられず「寂しかった(笑)」

――ヨドンナのお気に入りのせりふは?
【桃月】「ここ笑うところ?」ですかね! やっぱりテレビシリーズと同じで笑うタイミングは確認する。1番、ヨドンナの性格がわかるせりふなのかなと思っています。

――テレビシリーズでは、ヨドンナ様の最後は切ないものでした。
【桃月】切ないですね…。ずっとヨドン皇帝のために働いていて、キラメイジャーと関わっても感情が動かなかったのに、最後に信頼していたヨドン皇帝に切り捨てられる。台本読んでもつらくて…。涙が止まらなくなりましたね。仕上がったものを見ても泣けてしまいました。今でも見るのはつらいです…。

――ヨドン皇帝の1つの人格という設定にも驚かされました。
【桃月】台本読むまで私も知らなかったんです。「私、ヨドン皇帝だったの?」ってなりました。シャドンの存在も知りませんでしたし、ヨドン皇帝に切られるのも台本を読んで知りましたし。誰に倒されるのか、もしかしたら生存するのか、とかずっと思ってました(笑)。

――ヨドンナは「スーパー戦隊」シリーズでは、8年ぶりの顔出しの女性幹部でした。改めて、ヨドンナへの思いは?
【桃月】私の人生を変えてくれました。ヨドンナで知ってくださった方が本当にたくさんいる。毎回、放送終了後の反応もよくて…。ヨドンナ役をやったことで自分の役の幅も広がったし、お仕事の幅も広がった。ヨドンナのおかげで、いろいろ変わりました。

――小さい子から声を掛けられたりは…?
【桃月】それが、全然なくて(笑)。ウィッグもかぶっていますし、メイクも全然、違うので(笑)。キラメイジャーカフェもプライベートで行っていたのですが、本当に誰にも声を掛けられなかったです(笑)。でも、SNSでは、すごく反響が大きくて、毎回、ツイッターのドレンドに入っていたり、Yahoo!の検索ワードランキングの上位に入っていたり、と評判はよかったのはすごく伝わってきました! ただ、イコールで私になっていないも感じましたね(笑)。キラメイジャーカフェでバレなかったのは寂しかった(笑)。

――(笑)。キラメイジャーカフェは何回か行かれたんですか?
【桃月】2回ですね。1回は友だちと行って、もう1回は宝路さんと充瑠くんと撮影終わりに行きました。その時は気づかれたんですが、宝路さんと充瑠くんに気づいた方がいて、「隣りにいるのは…」的な感じで…。第4弾のキラメイジャーショーを見にGロッソも行ったんですが、そこでも気づかれず(笑)。ちょっと切ないです…、恐れ多くて、声を掛けられなかったんだと思います(笑)。

■「ヨドンナ様しか勝たん」ブームに恐縮「嫌われるのも覚悟していたのですが…」

――ヨドンナ以外でやってみたかったキャラクターは?
【桃月】為朝ですね。クールでカッコいい、と思っていたんですけど、だんだんネタ要素も出てきて(笑)。キャラクターとして魅力的ですよね。「そんなに?」と思うぐらいヨドンナのことを引きずっていたので、それもかわいいなって思います(笑)。

――桃月さんがツイッターに投稿された「ヨドンナ様しか勝たん」は『キラメイジャー』でも一大ムーブメントになりました。
【桃月】最初はフォローワーとの身内ネタぐらいのつもりだったんですが…。いざ、登場シーンの放送直後に検索したら、自分のフォローワーじゃない戦隊ファンの方々も使ってくれた。それが増えて、最終的には公式の方にも…。ありがたいやら、恥ずかしいやらで…。あそこまで広がるとはびっくりでした(笑)。敵役だったので嫌われるのも覚悟していたのですが、あそこまで「ヨドンナ様!」と好かれるとは思わなかった。驚きながらもありがたかったです。

――そう考えると『キラメイジャー』はガルザもクランチュラも嫌われない敵キャラでしたね。
【桃月】みんな好かれていましたね。敵役ながら愛すべきポイントがあるからだと思うんですけど。じゃめんしも個性的でかわいいキャラクターも多いですよね!

――ヨドンナ役を通じて、今後の女優として目標などはできましたか?
【桃月】悪役キャラをもっとやっていきたいです。「なしこって、悪役の子ね!」みたいな存在になりたい。ヨドンナは、とても楽しかったので! 性格的にも悪役が合っているので(笑)。

――最後に映画の見どころを!
【桃月】キラメイジャーとリュウソウジャーが、どういう流れで戦うことになったのか、そして共闘することになったのか。そして、そこにヨドンナがどう関わるのかが魅力だと思います。そしてカナロさんとヨドンナはどうなるのか…。ぜひ、劇場でご覧ください!

■『魔進戦隊キラメイジャーVSリュウソウジャー』あらすじ
 絵画コンクールに向けてひとり絵を描いていた充瑠は、リュウソウ族のコウと出会う。コウとともにリュウソウ族の仲間がいる映画館へ向かった充瑠は、ヨドン反応を調査していた為朝たちとも合流する。そこではヨドンナとムービー邪面が、マブシーナやリュウソウジャーを含む人びとを、ヨドン映画の世界に取り込んでいた! 宝路とカナロを除いたメンバーが取り込まれ、ヨドン映画の世界でカントクマイナソーの撮影がスタート!

 瀬奈とトワはアクション映画、時雨とバンバは時代劇映画、小夜とアスナはレディース映画、為朝とメルトはギャンブル映画、充瑠とコウは青春純愛映画にそれぞれコンビで出演することに。ヨドン映画が完成して全世界で公開されると、地球はヨドンヘイムと同じ環境と化してしまう。期せずして共闘することになったキラメイジャーとリュウソウジャー。キラメキと騎士道が融合した、超バトルの行方は?