最優秀作品賞を含むトニー賞4冠とグラミー賞最優秀ミュージカルアルバム賞を受賞したブロードウェイ・ミュージカルの映画化作品『イン・ザ・ハイツ』の日本公開が7月30日公開に決定した(配給:ワーナー・ブラザース映画)。本作のUS版ビジュアルと、US版新トレーラーを紹介する。

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 原作は、ピューリッツアー賞、グラミー賞、エミー賞、トニー賞、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームの星を受賞するなど今やミュージカル界のみならずエンターテイメント業界にその名を轟かす「ハミルトン」のリン=マニュエル・ミランダの同名ミュージカル。

 作詞・作曲家、脚本家、俳優、ラッパーと多才ぶりを発揮するミランダの処女作にして、トニー賞で作品賞と楽曲賞を含む4部門を受賞(13部門ノミネート)、国内外で高い評価を受け、彼の類まれな才能を決定づけたのが「イン・ザ・ハイツ」。映像化がずっと望まれながらも実現することのなかった傑作ミュージカルが、映画化権争奪の末、映画化された。

 ディズニーアニメーション『モアナと伝説の海』でラップを含む映画音楽の作詞・作曲を手掛けたミランダだが、自身の宝物ともいえる『イン・ザ・ハイツ』への力の入れようは別格。原案のみならず製作、作詞・作曲でも全力を注いだ。

 本作でタッグを組むのは、監督のジョン・M・チュウ。キャストがほぼ全員アジア人にも関わらず全米3週連続第一位を記録し異例の大ヒットとなった『クレイジー・リッチ!』(2018年)の成功で知られる。

 そんなヒットメーカーの2人が、ミュージカル史上最高にダイナミックで情熱的なミュージカルで世界に新しい旋風を巻き起こす。胸を衝くパワフルなナンバーと、圧巻の群舞シーン、ほとばしる熱狂と魂を揺さぶるメッセージ。世界に音楽の感動と熱い夢を届ける、ミュージカル・エンタテイメントがいよいよ日本にも上陸する。

 米国ではすでに試写が行われており、FOX NEWS、バラエティ紙、タイム誌など全米の名だたるマスコミがこぞって「今年最も観たい映画」に挙げている。中でも歌手のアリアナ・グランデは、自身のInstagramストーリーズに「この映画がなぜこんなに美しく完璧なのかが理解できないくらい。驚くほどの出来栄え。とてもとても、美しい」と大絶賛のコメントを投稿。作品への全面支持の態度を明らかにした。

 また本作は、6月9日から開幕するNYのトライベッカ映画祭にてワールドプレミアが決定している。同時に複数の場所で野外上映が行われるほか、屋内では劇場のUnited Palaceで上映が行われる。United Palaceはアッパー・マンハッタンのワシントンハイツに位置しており、映画の舞台でミランダの長年の居住地でもあることから、特別な上映になることが予想されている。

 解禁されるUS版ビジュアルは、街のシンボルであるジョージ・ワシントン・ブリッジを背景に、ストリートで大勢が踊る映画のワンシーンが使用されている。主人公のウスナビ(アンソニー・ラモス)を中心に、調和の取れた力強いダンスを披露する姿が切り取れており、ダイナミックで作品のはつらつとした雰囲気がよく伝わってくる。今にも軽快な音楽が聴こえてきそうな、躍動感みなぎるエネルギッシュなビジュアルとなっている。