俳優・玉木宏が主演するテレビ朝日系ドラマ『桜の塔』(毎週木曜、後9:00)。きょう29日放送の第3話以降、出世争いだけでなく、恋模様もますます複雑に入り組んでいく。

【写真】『桜の塔』恋模様に本格的に参戦する岡田健史

 『桜の塔』は、桜の代紋を掲げる警視庁を舞台に、その頂点=警視総監の座をめぐり、激しい出世バトルを描いていくストーリー。幼少期の“ある出来事”が火種となり、権力を手に入れることを渇望するようになった警視庁捜査共助課の理事官・上條漣を玉木が演じる。毎回、あらゆる手段を駆使して野望の階段を駆け上がる漣をはじめ、警視庁内の3派閥トップに君臨する「東大派」警務部長・吉永晴樹(光石研)、「薩摩派」警備部長・権藤秀夫(吉田鋼太郎)、「外様派」刑事部長・千堂大善(椎名桔平)ら、警視総監の座を目指す男たちが“野心の火花”を散らしている。

 ただ、このドラマで描かれるのは、男たちの人間模様だけではない。実は、出世バトルの行く末に今後大きく影響を及ぼしていくのが、女性たちの存在。女性たちとは、漣の幼なじみで捜査一課主任・水樹爽(広末涼子)、そして第2話で漣と正式に婚約した千堂の娘・優愛(仲里依紗)。漣に想いを寄せる彼女たち、さらには上司である爽に恋する捜査一課刑事・富樫遊馬(岡田健史)という、恋の四角関係が、野望の階段をかけあがる漣にどんな影響を与えていくのか。

 優しかった少年時代とは一転、警察官だった父が「俺は警察に殺される」と吐露した後、自殺してしまったのを機に豹変し、現在はクールに着々と警察組織を渡り歩いている漣。しかし、昔からよく知る爽の前では、その鎧も自然と緩むことに。これまでも爽に対しては、ちょっぴり柔らかな笑顔を見せたり、感情的に突っかかってみせたり、本音を漏らしたり…と、ほんの少しではあるけれど素を見せていた。そんな漣に対し、幼なじみ以上の想いを抱きながらも、爽はうまく伝えられない。

 漣は自らが所属する派閥のトップ・千堂の懐へさらに入り込むべく、愛娘である優愛に近づき、すでに婚約。しかも、優愛は第3話でますます漣に魅せられ、爽への嫉妬心に駆られていくことに。一方、富樫も爽への想いをよりストレートに表へ出すようになる。

 出世バトルだけでなく、いよいよ恋のバトルも本格的に? しかも、この恋心が爽&優愛&富樫をどんな形で突き動かしていくか次第で、出世を目論む漣の運命も大きく変わる可能性も。ぜひ恋のバトルにも、注目だ。