朝日新聞社主催の『第25回手塚治虫文化賞』の各賞が28日、発表され、年間のベスト作品にあたる「マンガ大賞」を山下和美氏の『ランド』(講談社)が受賞した。

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 『ランド』は、2014年3月に連載が開始され、昨年7月に完結。村人を縛るしきたり、あの世と呼ばれる山の向こう、四方に鎮座する神々の姿。悲劇を背負うアンと名付けられた少女の物語が描かれる。

 ほか、斬新な表現や画期的なテーマなど清新な才能の作者に贈られる「新生賞」に原作・山田鐘人氏、作画・アベツカサ氏の『葬送のフリーレン』(小学館)。短編や4コマなどを対象とした「短編賞」に『消えたママ友』(KADOKAWA)と、『妻が口をきいてくれません』(集英社)の野原広子氏。マンガ文化の発展に寄与した個人・団体に贈られる「特別賞」には、幅広いファンを獲得し社会現象を巻き起こした作品の力を賞して、吾峠呼世晴氏の『鬼滅の刃』(集英社)が受賞した。

 贈呈式は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、規模を縮小して6月3日に開催される。