2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(作:三谷幸喜)の第三次出演者発表が28日、公式ツイッターなどで行われ、比企能員(ひき・よしかず)の妻・道(みち)役で堀内敬子(東京都出身)が大河ドラマに初出演することが明らかになった。

【画像】2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』相関図(2020年11月20日時点)

 夫となる比企能員を演じるのは、佐藤二朗。「これまで同じ作品に参加させていただいたことはありますが、シーンを御一緒する機会はありませんでした」と、意外な気もする事実。「たくさん、アドリブで来られたら、どうしよう(笑)。今から、どんな事が起きても驚かない強い心と、包み込む愛情を準備していきたいと思います」とコメントした。

 また、「時代劇も初めて」とのこと。劇団四季時代は『美女と野獣』、『ウェストサイド物語』、『エビータ』などの名作でヒロインを演じ、1999年に退団後も数々の舞台に出演。最近は、映像作品にも引っ張りだこで、連続テレビ小説『エール』も記憶に新しい。三谷幸喜作品にも多数出演している。

 「三谷さんの作品は、映画では『有頂天ホテル』、舞台だと『12人の優しい日本人』、『コンフィダント』、『恐れを知らぬ川上音次郎一座』、『 TALK LIKE SINHING 』、人形劇『シャーロックホームズ』などに出演させていただいております。三谷さんの作品に出演させていただいてから、映像のお仕事を沢山させていただきました。恩師のような方です。皆さんにご迷惑をかけないように、ひとつのピースとして、役割を果たせたらと思います」と、気合十分だ。

 実は、今回の「道」という役名は、三谷氏がつけたものだという。「名前もわかる資料もないという事で。潮の…満ち…引き…比企から道。という名前を三谷さんがつけてくださったそうです。偶然にも、私の母の名前は三千子(みちこ)。少しだけ、他人ではないような感覚になりました」と明かしている。

 本作は、小栗旬が主演を務め、華やかな源平合戦、その後の鎌倉幕府誕生を背景に権力の座を巡る男たち女たちの駆け引き、源頼朝に全てを学び、武士の世を盤石にした二代執権・北条義時がいかにして武士の頂点に上り詰めたのか、を描いていく物語。

 昨年11月に比企能員の配役が発表がされた際、佐藤は「“13人”の一人で、北条と火花散る権力闘争を繰り広げた人物」「一歩間違っていたら、執権は北条でなく比企だったかもしれません」と見解を述べていた。SNSにアップされた「なりませぬ、すべては比企のためにございます」のせりふからは、堀内が演じる道の必死さが伺われる。

■発表済みキャスト(★=大河ドラマ初出演)

【北条家】
北条義時…小栗旬
北条政子…小池栄子
北条宗時…片岡愛之助
阿波局…宮澤エマ★
北条時政…坂東彌十郎★
牧の方…宮沢りえ

【源氏】
大姫…南沙良★
源行家…杉本哲太
源頼家…金子大地★
阿野全成…新納慎也
源範頼…迫田孝也
源義経…菅田将暉
源頼朝…大泉洋

【平家】
平清盛…松平健
平宗盛…小泉孝太郎

【坂東武士】
比企能員…佐藤二朗
畠山重忠…中川大志
安達盛長…野添義弘
三浦義村…山本耕史
和田義盛…横田栄司
伊東祐親…辻萬長
土肥実平…阿南健治
梶原景時…中村獅童

【幕府官僚】
大江広元…栗原英雄
三善康信…小林隆

【第二次出演者発表】
八重…新垣結衣★
上総広常…佐藤浩市
後白河法皇…西田敏行

【第三次出演者発表】
藤原秀衡…田中泯
亀…江口のりこ
武田信義…八嶋智人
三浦義澄…佐藤B作
丹後局…鈴木京香