モデルの吉川ひなの(41)のエッセイ『わたしが幸せになるまで 豊かな人生の見つけ方』(5月13日発売・幻冬舎)。予約好調につき発売前に重版が決定した話題のエッセイの冒頭を、発売日の5月13日まで期間限定公開する。

【写真】愛する子どもたちを抱きしめる吉川ひなの

 「どんなに仕事が忙しくて、たくさんのテレビや雑誌に出ていたって、自分に自信なんて全然なかった。(中略)そんなわたしが、いまは心から幸せだと思ったり、自己肯定感を持てるようになって、目の前に広がる世界は昔のそれとはまるで違うものになったの」と本書について語る吉川。今まで明かしてこなかった生い立ちや芸能人時代のこと、ハワイへ移住して得た自己肯定感についてなどが、まっすぐな言葉でつづられている。

 2日連続公開の本日は、「はじめに」。あすは「人生の豊かさについて」を公開する。


はじめに

この本を手に取ってくださり、ありがとうございます。

わたしにとってこの本は、今まで出版させてもらったどの本よりも特別なものになりました。
小さなことから言うと、この文字数を一人で書き上げたという達成感。
そして、こんなに正直になれたという解放感にも似た自己肯定感。

今までわたしは自分にとって後々不都合になるようなことや、あらゆるクライアントさんにとってマイナスになるようなことは一切言わず、波風を立てないように生きていくことを叩き込まれてきました。
職業柄それは自分を守る一番の方法であったし、なるべく傷付けられないように生きていく手段でもありました。

波風は立てないけど仕事ではそれなりの個性やインパクトを残さなくちゃならない。
自分の感覚でそのバランスを保ちながら、大事なこだわりの部分も、一線を越えてしまうと感じたときには言わないで諦める癖がついていました。

それに、わたしのことを“キラキラハッピーな人”に見えている方がいるならそれを壊したくないし、そう思ってもらってるほうがお互いにとって都合がいいんだと信じてた。
でもいつの間にかあるがままのわたしでいいんだと思えるようになり、一番大事なことは人にどう見られるかではなく、そのままのわたしはどういう人間なのか、というものに変わり、わたしはこの本を書きました。

読み進めていくうちに、今までのわたしのイメージと違ったり、結構クドイな、と感じさせてしまうことがあるかもしれません(笑)。
でも、本当のわたしや、わたしが今思っていることを知ってくれてありがとう。

これからはありのままに、責任を持って自由に生きていきたいです。

そして、読んでくださる皆さまにとって少しでもインスピレーションを与えられたり、楽しんでいただけたりしたなら、これほど嬉しいことはありません。

諦めずに、自分を受け入れることで、こんなにも人生が変わるんだということを知ることができてよかった。

■吉川ひなのエッセイ『わたしが幸せになるまで 豊かな人生の見つけ方』 ネット書店などで予約受付中