小学館は19日、WEBで漫画の持ち込みができるサイト『ミタイ!』をローンチしたことを発表した。

【画像】秘蔵の漫画術を公開する青山剛昌先生の自画像

 同サイトのテーマは「私達はアナタの自信作をミタイ! 失敗作もミタイ! オリジナル作品もミタイ! 二次創作もミタイ! ボツになった作品もミタイ! 掲載作品もミタイ!」。特徴は、1人につき週1本の講評が返ってくるほか、1度の応募で小学館の全漫画編集者に届くこと。また、クローズドサイトで、投稿作品は第三者には公開されない。賞ではないため、自身が描いた作品であれば、他社受賞作・商業発表作・同人誌・二次創作・成年向け、なんでもOKで、作品を読んだ編集者が担当希望を送りする場合もあるという。

 また、『ミタイ!』への期間限定投稿者特典で「青山剛昌漫画術」も閲覧可能。『名探偵コナン』などで知られる青山氏の創作のキモをサンデーの新人漫画家限定で話したものを再編集した、世に出ていない貴重なコンテンツとなっている。期間は、きょう19日から5月19日まで。

 担当者は「特色は投稿者に講評をお戻しする点です。過去2回テストを行いましたが、限定的な告知にも関わらず予想以上の応募がありました。今はSNS上にアップして読者に評価してもらうことは簡単にできるようになったがゆえに、プロの編集者からの講評にはニーズがあるのではないかと思います。テスト時の応募数が多すぎたため、お一人につき週に一度の講評の返信という縛りをつけざるを得ませんでしたが、ぜひ利用してご自身の創作に役立ててほしいです」と話す。

 加えて「クローズドサイトのため、どんな作品でも応募OKという点です」とアピールし「公開型のサイトですと、どうしても二次創作やアダルトな作品の投稿は難しくなります。また、通常の賞や持ち込みでもNGのことが多いです。ですが、このジャンルの作家さんの中には、一般向けの商業誌で描きたいという希望を持つ方が一定数おります。そのような方と一般向け商業誌を結びつける場は、まだまだ少ないと思いますので『ミタイ!』を利用してほしいです」とアピール。

 投稿者特典となる「青山剛昌漫画術」については「青山先生が少年サンデーの新人作家さん向けにお話したものを再構成したものです。30年近く最前線を走っていらっしゃる作家さんかので、当たり前なのかもしれませんが、その考えの深さや気配りのすごさに圧倒されました。きっと創作の役に立つと思います」と参加を呼びかけていた。