ジャニーズJr.の人気グループ・HiHi Jetsの作間龍斗(18)が今秋公開される映画『ひらいて』に出演することが決定した。今作は芥川賞作家・綿矢りさ氏が、高校生による禁断の三角関係を描く原作小説を、新進気鋭の若手監督である首藤凜(26)の脚本・監督で映画化。作間は主演の女優・山田杏奈(20)演じる主人公の女子高生・木村愛が熱い恋心を寄せる西村たとえ役に抜てきされた。たとえの“秘密の恋人”新藤美雪役の芋生悠(23)とともにいびつな三角関係を熱演する。

【写真】主演を務める山田杏奈

 “たとえ”が好き。だけど彼には「秘密の恋人」がいた――。今作は恐れを知らない女子高生の熱い恋心が、勢いあまり、意中の彼の恋人にまで向けられる、エキセントリックでありながらも切実な純愛を描いた新感覚・乱反射する少女の愛憎エンターテイメント。

 愛が思いを寄せる少年・たとえを演じる作間は、単独では映画初出演ながらも深みのある演技を披露。透き通るような存在感は、まさに愛が必死に求める静けさと堅実さを兼ね備えたたとえそのもの。愛の同級生であり、たとえの秘密の恋人・美雪役を演じる芋生は『ソワレ』(2020)で主演を務め、5月公開を控える『HOKUSAI』に出演するなど活躍の場を広げている。穏やかで純粋無垢な、決して目立つことのない美雪。愛とは正反対の儚く守りたくなるような魅力をまとった少女を、持ち前の表現力で演じきる。

 このほかにも愛の担任・岡野屋役に山本浩司。国語教諭・藤谷役に河井青葉。養護教諭の守屋役に木下あかり。愛の歪んだ感情に気付かない盲目な母親・頼子役に板谷由夏。優しさに溢れた美雪を愛情を込めて育てる母・泉役に田中美佐子。たとえの父・西村崇役を萩原聖人が演じ、たとえが抱える家庭問題の原因となる抑圧的で暴力的な父親のヒステリックな姿をこん身の演技で体現する。

 作間は起用を受け「率直に驚きました。そして同時に、この役を演じ切ることができるのか、不安でした。しかし、素敵なキャストの皆さん、暖かいスタッフの皆さんに支えていただいたおかげで、撮影を乗り越えることができました」と手応え。「僕は、『ひらいて』という作品が大好きです。学生時代特有の、自分が日に日に変わっていくような感覚。自分の人生ではありえないような話なのに、どこか共感できる。これがたとえを演じていてとても快感でした。みなさんにこの作品を観てもらう事が楽しみです」と自信を込めている。

■キャストコメント

<作間龍斗/HiHi Jets>

西村たとえ役を演じさせていただきました、HiHi Jetsの作間龍斗です。
この映画への出演のお話をいただいたとき、率直に驚きました。そして同時に、この役を演じ切ることができるのか、不安でした。しかし、素敵なキャストの皆さん、暖かいスタッフの皆さんに支えていただいたおかげで、撮影を乗り越えることができました。
僕は、『ひらいて』という作品が大好きです。学生時代特有の、自分が日に日に変わっていくような感覚。自分の人生ではありえないような話なのに、どこか共感できる。これがたとえを演じていてとても快感でした。
みなさんにこの作品を観てもらう事が楽しみです。

<芋生悠>

新藤美雪役の芋生悠です。
長く続く夜から覚めたような日々でした。あの苦しみに揺らぐ姿を抱きしめることが定めだったような気がしています。あなたを、彼女を、私はこれからも愛しています。
監督キャストスタッフ全ての総力を結集して届けられたらと思います。待っていてください。

■あらすじ

高校3年生の愛(山田杏奈)は、成績優秀、明るくて校内では人気者。
そんな彼女は、同じクラスの“たとえ”に片思いをしている。
彼はクラスでも目立たず、教室でもひっそりと過ごす地味なタイプの男子。だが寡黙さの中にある聡明さと、どことなく謎めいた影を持つたとえに、愛は高1の時からずっと惹かれていた。しかし、どこか人と関わりを持つことを避けているようなたとえに、愛はなかなか近づけずにいた。自分だけが彼の魅力を知っていると思っていた。
しかし、彼が学校で誰かからの手紙を大事そうに読んでいる姿を偶然見てしまった事で事態は一変する。「たとえに、好きな人がいるのではないかー」その疑惑がぬぐいきれず、愛はある夜、悪友たちと学校に忍び込み、その手紙を盗んでしまう。
手紙の差出人は、糖尿病の持病を抱える陰気な少女・美雪。その時、愛は、初めてふたりが密かに交際していることを知るのだった。学校内でも目立たない彼女の存在が突如たとえの彼女だと知り、熱い恋心が乱反射する。そして自らの気持ちを隠して美雪に近づいていく愛。そこから愛と美雪、たとえの関係は思いもよらぬ方向へ…。