アニメ映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の大ヒット御礼舞台あいさつが11日、東京・新宿バルト9で行われ、庵野秀明氏(総監督)、鶴巻和哉氏(監督)、前田真宏氏(監督)、緒方恵美(碇シンジ役)が出席した。

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 庵野氏は、先月8日放送のNHK総合『プロフェッショナル 仕事の流儀』に出演し、本作の制作に4年間密着した内容が大きな話題に。取材中、NHKの取材クルーに対し容赦なくダメ出しする姿も放送されていた。

 進行役の緒方から番組の話題を振られた庵野氏は「僕は見てない。僕が映ってるものは見ない。嫌だから」とぶっちゃけると「4年間(密着)って謳ってるけど、べったりいるだけでなく、何ヶ月も来ていない時期もあった。もっといいシーン、これ撮っとけばいいのに、というのが現場でたくさんあった。いい所に来てなかったんですよ」とこの日もダメ出しを繰り広げ、笑いを誘った。

 番組内では「プロフェッショナルとは?」という恒例の質問に「プロフェッショナルという言葉が嫌い」と答えた一幕も。これには視聴したという緒方も「衝撃的でした」と振り返る。その答えの真意を問われた庵野氏は「最初に(オファーを)断っていた理由なんだけど、今回は『エヴァ』をやってくれるというのでお願いしますと。それまでずっと断ってたんですよ」と貴重な裏話を披露していた。

 『新劇場版』シリーズは、テレビシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』に新たな設定とストーリーを加え全4部作として「リビルド」(再構築)したもので、今作は、2007年公開の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』、09年公開の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』、12年公開の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』に続く作品であり、完結編となる。現在、興行収入は70億円を突破している。