女優の松井玲奈が、白塗り&スキンヘッドで“幽霊のような女”役に挑んだ映画『ゾッキ』(公開中)より、満を持して強烈なビジュアルと衝撃のメイキング映像が解禁された。松井のYou Tubeチャンネルにアップされた当該動画は、松井自ら編集&ナレーションを加えた超貴重映像となっている。

【動画】松井玲奈が編集&ナレーションを務めたメイキング映像

 漫画家・大橋裕之氏の幻の初期作集「ゾッキA」「ゾッキB」を原作に、俳優であり、クリエイターとしても異能示す竹中直人・山田孝之・齊藤工の3人が共同監督を務め、一本の長編映画としてまとめ上げた。脚本を舞台演出家・劇作家の倉持裕が担当し、ありふれた日常に巻き起こる、不思議な笑いに包まれた、なんだかわからないけど、きっと明日を楽しくする、唯一無二のヒューマンコメディ。

 本作で松井が演じたのは、竹中監督による演出パートに登場した“幽霊のような女”役。竹中監督が原作を読み、あまりの衝撃に映画化を切望したというエピソードに登場する重要なキャラクターだ。その姿は、全身白塗りのスキンヘッド、一見しただけでは絶対に松井とは思えない強烈なもの。幽霊の“ような”女役ということで、人なのか、幽霊なのか…その正体すら分からない特殊な役柄だ。

 独特な世界観で不思議な笑いを届けてくれる映画『ゾッキ』の中でも、さらに独自の世界を生きている幽霊のような女。見た目もさることながら、キャラクターを捉えること自体が難しそうな難役に対し「こんな面白い役、人生で二度と無い!」とオファーを快諾。竹中監督も「この役はもう松井さんしかいない! 現場にきたとき本物だ!と驚きました」と明かすほど、見事に役柄をモノにしている。

 さらに松井は、この役を演じる上で絶対に必要不可欠だった顔の型取りにも挑戦。自分そっくりの人形を作るため、呼吸できる部分だけを残して顔全体を石膏で覆い隠し、長時間そのまま待機しなければいけないハードな型取り。今回解禁となるメイキング映像では、想像を超える量の石膏と、スタッフ4人がかりで文字通り、全てが塞がれていく衝撃の様子が映し出されており、見ているだけで恐怖を感じてしまう…。

 この映像は松井自身が編集・ナレーションを務め、当時の様子を実況風に振り返る様子も描かれている。「死について何度も考えていた(笑)」と明かしており、役のために努力を厭わない女優魂を感じさせる。

 本記事の写真は、竹中監督と型取りを経て制作された人形、そして白塗り&スキンヘッド姿の松井を収めたメイキング画像となる。