埼玉県の「うるしやま家」の成長を追う『うるしやま家6男6女14人大家族SP』が、きょう7日午後7時からフジテレビで放送する。少子化がとまらない日本だが、同局では大家族・うるしやま家に約5年密着してきた。そして、うるしやま家はこの放送で子どもが1人増え、0歳から22歳の子どもたちがコロナ禍にさまざまな人生の岐路を迎える。最初の放送からスタジオメンバーをつとめる、3男2女の父親である薬丸裕英と、1男1女の母親である松嶋尚美に、収録を終えた感想を聞いた。

【番組カット】第13子の出産に長女・海音ちゃんが立ち会う

 なお、うるしやま家6男6女の男の子は、長男・葵(あおい・22)、中学生3人組の凜(りん・中3)、璃(りお・中2)、瑠(あいる・中1)、そして碧(あみる・5)、末っ子の叶(りた・3)、女の子は、就職した海音(かのん・20)、大学受験を終えた柚杏(ゆあん・大1)、小学生4人組の美心(みおん・小6)、菜夢(なゆん・小5)、空蘭(そらん・小3)、月姫(まりん・小1)だが、この放送で13人目が誕生。第13子の性別は? 名前もきょう、発表される。

■薬丸&松嶋インタビュー

――フジテレビとして第5弾の放送決定!と聞いたとき、どう思われましたか?
【薬丸】「まず一番に、“えっ!コロナ禍だったけれど撮影ができたのかな”と思い、そして “コロナ禍でどういう工夫をしてこの大家族が過ごしたのかな”って、とても興味がわきました」

【松嶋】
「私自身、そんなに時間があいている感覚がなくて…。前回(2020年1月放送)最後のVTRでお兄ちゃんが一人暮らしを始めたので、その流れかなくらいに思っていたのです。でも、スタジオで家族構成の顔写真を見て、“あの産まれたての末っ子がいないね”と聞いたら、“いや、これが叶(りた)君です”って言われて“えー!”って驚いて、改めて見たら男子3人がもう中学生!“えー!”って(笑)、人の家は早いって言うけど、自分の家もこんなに経っているのかと思いました」

――VTRを見た感想は
【松嶋】「休校中に“学校に行けなくてどう?”と聞かれた時に、子どもたちが“やった!うれしい!家がいい!”と言っているのを聞いて、本当に家族がうまくいっている証拠なんやなって。家族がたくさんいて、みんな仲良くしていることを象徴していた気がします」

【薬丸】「コロナ禍で、時間、考え方、夢…いろいろなものを奪われた方が多いと思うんです。そんな中、この家族は協力して工夫して、なんとかコロナに打ち勝とうとしている理想の家族の形だなと思いましたね。両親も休校中の子どもたちを飽きさせないために家イベントを考えたり…、うるしやま家は昔からいろんなイベントをやり続けているんですよ。親も外で仕事をし、家の中でも忙しいけれど、この両親は家族のためにここまで頑張れる…、とても良い夫婦だと思いました」

――家イベント以外にも、今回の放送から感じた子育てのヒントはありましたか
【松嶋】「なんて言えばいいのかな。私はつい子どもがやろうとしていることを先回りしちゃうのね。小さいことから言えば、靴ひもを結ぶのが遅いから、“来て!結ぶから!!”と結んで、“はよ学校行け、遅刻するよ!”と、ランドセルやカバンを玄関に運んであげて送り出す。実はそれって、子どもの成長には余計なおせっかいかも。うるしやま家の子供たちは、しっかりしていて自立が早いよね。だって、5歳で1人でお風呂に入って出てきはんねんやもん。靴ひもを早く結びたいのも、遅刻させたくないのも親の身勝手な思いで、それが子どものためになっているかというと、絶対なってないんだろうなって…、うるしやま家をみていると思います」

【薬丸】「文部科学省の“学習指導要領”では、小学生でも低・中・高学年と分けて書かれているんですけど、“自他の敬愛と協力を重んじ”という部分はどの学年も全部一緒。それを、うるしやま家は、みんなができているって思ったんです。それは教えているものじゃなくて、子供たちが日々生活している上で、感じてやっていること。新しい教育のスタイルだなって。いろんな大家族番組それぞれ見ていて楽しさはあるけれど、うるしやま家は、教育のモデルビデオとしてもいいなって、僕は大げさではなく、それぐらいに思いました」

――今回は特に真面目な感想ですね
【松嶋】「だって、すごいわー。親が、“お兄ちゃんやねんから! お姉ちゃんやねんから!”って言ってないのに、長男、長女二人はそれを背負っていた気がするの。親がそこをあまり言わないのも、すごいなって思う。子供たちが、自分からそれを背負うわけじゃない。小さい子供たちも、親にあれしてこれしてって言われるより、お兄ちゃんお姉ちゃんに言われる方が言う事を聞きやすいのかな。分からん。この家庭、なんでこんなにうまくいくんやろう(笑)」

【薬丸】「葵君(長男)が家を出るときも、海音ちゃん(かのん・長女)は“お兄ちゃんがいなくなったら心配”って不安一杯だったけれど、葵君の穴埋めを見事やってのけたんですよね。で、今回ダブルで、海音ちゃんと柚杏ちゃん(ゆあん・次女)が、大学受験などで家のことが出来なくなったけれど、そこに登場したのが美心ちゃん(みおん・三女)小学6年生。この子が今後どう成長していくのか分からないですが、空いた役割にうまく誰かが入っていく・・・でもそれは誰も教えていない。見て学んでいる。その家族の絆が素晴らしいなと、本当に思います」

――みどころを教えて下さい
【薬丸】「今回は、最初から最後まで、あんこがずっしりつまったたい焼きみたいな感じです。あ、こんなことが起こるんだ、こうやって乗り越えていくんだ、と目が離せないので、見るときはお風呂とかご飯とか全て済ませて見てほしいと思います。目を離さないでほしいですね」

【松嶋】「うん、うん、うん、うん。どの子どもの気持ちになっても、泣いちゃう。それも悲しい涙じゃなくて複雑やねんね。感動もあるし、寂しさ、うれしさ、全てが詰まっていて…、自分の感情が壊れそう。この番組を見た後は、良く眠れると思います(笑)」