メディアミックス作品『BanG Dream!』から生まれた声優ガールズバンド・Roselia(ロゼリア)が7日、都内で行われた劇場版『BanG Dream! Episode of Roselia I:約束』先行上映会後の舞台あいさつに登壇し、見どころを語った。

【動画】注目ポイントをそれぞれ語ったRoselia

 Roseliaは、湊友希那(CV:相羽あいな)、氷川紗夜(CV:工藤晴香)、今井リサ(CV:中島由貴)、宇田川あこ(CV:櫻川めぐ)、白金燐子(CV:志崎樺音)の5人からなるバンド。『フェス』に出場するために、バンド結成を決意した湊友希那のもとに、それぞれの想いを秘めたメンバーが集まる。5人は、Roseliaとして高みを目指す、彼女たちの結成から、FUTURE WORLD FES.へ挑むまでの『約束』を描く物語。

 相羽が進行役を務めて舞台あいさつを開催。劇場版決定の知らせを受けたことを振り返った櫻川は「最初、Roseliaになれますって言ったときはライブで演奏を内緒でお披露目するのが最初のハードル。隠れて半年間、楽器を触ったことがないメンバーがほとんど中で練習をして、Poppin'Partyさんの3rdライブのシークレットゲストとして出ることが最初の高いハードルだったのが、あれよあれよと。ステキな会場でライブをやらせていただいて、たくさんのバンドリファンに出会えた。さらには劇場版。また、どんな新たなファンの方に出会えるのか楽しみ。そこから始まった身としては、びっくりだよね」としみじみ口にした。

 今回はバンド結成までを描く。中島は「お話的にはRoseliaの結成ということで、出会い。みんなが、そこまで距離感が縮まっている状態じゃないところから入る。1番、最初の部分に戻った。リサ的には気を遣っている部分が出てきたり、懐かしい気持ちに戻った」としみじみ。工藤は「ありがたいことに結成から4周年を迎えました。その中で、キャラクター一人ひとりにいろいろなことがあって成長している。氷川紗夜ちゃんは今は優しくて温かい女の子なんですけど、結成当初はまじめでストイックで余裕がない。なので、メンバーのみんなにも冷たく接してしまったり…。シナリオをいただいたときは『懐かしい』という気持ちになったけど、いざ演じてみると『懐かしい』とか『過去はこうだった』というのを捨てて、私自身もゼロからを意識しましたね」と心掛けたことを語った。

 見逃せないシーンについて、櫻川は「ドラムのあこちゃんが友希那さんに対して『バンドに入れてください』というシーンがあるんですけど、そこで傷だらけの手がアップになるんです。実際に演奏している私にもリンクしている。ライブの練習とかをしていると、ドラムスティックのささくれに当たって身体中が傷だらけになる。ライブ中はアドレナリンが出てわからないけど、終わったら血だらけになってるなんてこともあったり…」と実際にバンドをしているからこそ分かる場面もあるそう。「あこも、そのぐらい練習しているんだってわかったシーンでもありますね」と口にしていた。

 志崎は「白金燐子さんは最初はめちゃくちゃ内向的。普通にしゃべるのもままならないような子。そこから、あこちゃんに引かれて成長していく様を演じるところにも力を入れた。そこを皆さんに注目してもらえれば」とメッセージを送った。

 中島は「ドラムでできた傷の話がありましたけど、リサも見た目がギャルでハデなお洋服を着たり、メイクしたりすることが好きな子なんですけど、始めの方のつめに注目していただくと…。そこに変化が出てくるんです! あまり気にしていなかった部分ではあるんですけど、できあがったものを見ると、こんな細かいところまで見えるとは、と。隅々まで見ていただきたい」と語った。

 相羽は「個人的には冒頭のシーン!」と話したところで「何をもって冒頭というのか、あれなんですけど(笑)。人によっては2つあると思う。その1つは、ちょっと驚くかなと思ってます」とにやり。「濁してるから言えないのね(笑)」、「最初からクライマックスみたいな」とメンバーからツッコまれると、相羽は「映画が始まるときってドキドキすると思うんです。あのシーンで高揚感が高まる。最初から注目ポイントだなと思います。あとは、Roseliaの出会いにも注目かな。これは映画だからこそ、このシーンが描けたんだなと思う」と呼びかけていた。

 最後に志崎は「声優業を始めて2年ちょっと。そこで映画というお仕事をいただいて緊張しましたし、絶対に上手にやらないと、と思って頑張ってアフレコに臨みました。この映画はRoseliaのよさがあふれている映画。よりたくさんの方に見ていただきたいです」と語り、桜川は「長く声優のお仕事をさせていただいていて、まさか自分たちが主役になる映画に出させていただけるなんて感無量です。やったことのないドラムっていう楽器に出会って、最初はできなくてカロリーを全振りして頑張って臨んできました。4年が経って、いろいろなことができるようになった。私の心のキャパシティも増えて成長できたんじゃないかなって思っています。それは宇田川あこ、バンドリのおかげだと思っています。Roseliaをたくさんの人に見ていただきたいです」と思いの丈を語った。

 中島は「『約束』は内容的にボリューミーなんですけど、終わり方が気になるような形になっている。IとIIを一緒に見ていただけたら」と口にし、工藤は「結成から4年が経ち、いろいろな困難を乗り越えてきました。『もうダメかも』という瞬間もありましたけど、私たちの背中をキャラクターの5人が押してくれた。たくさんの人たちに私たちの曲とストーリーが届く。本当に幸せ。Roseliaでよかったと心から思う」と感慨深げだった。

 相羽は「私が、この業界に入るきっかけが、このRoseliaの湊友希那ちゃん。まさか、こういうふうに劇場版ができると思っていなかったです。約4年間やらせていただいて、気持ちが負けそうになった時に、Roseliaのキャラクターの頑張る姿、芯の強さ、チームワーク、絆を教えてもらった。改めて、それが劇場版で描かれる。たくさんの方の思いも詰まっている。ぜひ、皆さんに見ていただけたら」とファンに語りかけていた。

 『Episode of Roselia I:約束』は23日、『Episode of Roselia II:Song I am.』は6月25日に公開となる。