脚本家の橋田壽賀子(本名:岩崎壽賀子)さんが、急性リンパ腫のため4日午前9時13分、95歳で死去した。橋田さんの代表作であるドラマ『渡る世間は鬼ばかり』シリーズに出演していた俳優・船越英一郎(60)が5日、所属事務所を通じ追悼コメントを寄せた。

【写真】2人あわせて187歳!橋田壽賀子氏&石井ふく子氏

 「お元気で次回作の筆を振るわれていらっしゃると確信しておりましたので、突然の訃報にまだ心の整理がつきません」と心境をつづった船越は、「父・母・私と親子三人にわたり、先生の作品世界の住人にさせて頂きましたこと、そして何より、橋田賞を頂戴しましたことが私の誇りです」とし、「心よりの感謝とともにご冥福をお祈り申し上げます」と悼んでいる。

 船越は同ドラマで岡倉家の四女・葉子(野村真美)の元婚約者・山口太郎を演じていた。

 橋田さんは、京城出身。松竹に入社。1959年よりフリーの脚本家になる。『おしん』、『渡る世間は鬼ばかり』、『春日局』、『おんな太閤記』など、数々の国民的テレビドラマを生み出し、大ヒットとなる。66年、TBSプロデューサーの岩崎嘉一と結婚した。92年、橋田文化財団設立し、理事長に就任。