俳優の中井貴一が6日、東京・神保町にある学士会館で開催されたWOWOW開局30周年記念『連続ドラマW 華麗なる一族』(18日より放送・配信スタート)の記者発表会に出席。「時代はいろいろ変われど、不朽の名作と言われる作品に我々が命を吹き込むことによって、また新たな『華麗なる一族』を楽しんでいただければ」と、作品をアピールした。

【集合ショット】向井理、藤ヶ谷太輔ら豪華キャスト陣が集結!

 過去にも映画化&ドラマ化され、今回が4回目の映像化となる山崎豊子氏の傑作小説が原作。大阪万博(1970年)を間近に控えた日本の高度経済成長期、富と権力獲得の手段として、関西の政財界で閨閥(けいばつ)を張り巡らす阪神銀行の頭取・万俵大介を中心に、一族の繁栄と崩壊を描く。

 会見には、中井のほか、向井理(長男・鉄平)、 内田有紀(大介の愛人)、藤ヶ谷太輔(次男・銀平)、麻生祐未(大介の妻)、吉岡里帆(銀平の見合い相手)、松本穂香(次女・二子)、要潤(長女・一子の夫)、美村里江(長女・一子)、笹本玲奈(鉄平の妻)、福本莉子(三女・三子)ら、一族が昭和の香りがする役衣装で勢ぞろいした。

 本作は、都市銀行再編の動きを察知した大介が、生き残りを目指して大手銀行を吸収合併しようと画策を始めたことから歯車が狂っていく物語だが、松本に「正直、(第1話の)銀行のくだりは良くわからなかったんですけど…、ごめんなさい」と言われてしまい、中井が「力不足だな」とうなだれる場面も。松本は「わからなかった」と言いつつも、「私でも面白いなと思えるシーンがたくさんあって、これからの展開が楽しみ」とフォローしていた。

 5ヶ月間にわたった撮影を振り返り、「これだけのすばらしい俳優さんが出ていて、一切、現場で和気あいあいがなかった。楽しい現場ではなかったよね?」と、周囲に同意を求めた中井。向井たちはうなずいていいものか、戸惑っていたが、中井は「誤解があっちゃいけないけど、みんな万俵大介に対して憎悪の感情を持っているので、孤独を感じた作品でもあった。その孤独が万俵大介を作っていくんだと思っていたので、撮影現場と役作りがリンクしてよかったと、思っています」と自信をのぞかせていた。

 妻妾同居が特徴でもある本作。この日の会見でも愛人役の内田と妻役の麻生が並んで話している状況には、「愛人と本妻が一緒に話す記者会見はないだろうし、こういう経験をすることはこれから先もないと思うので、非日常を楽しませてもらいました」と、苦笑いだった。

 同ドラマは、4月18日スタート(全12話)毎週日曜 後10:00~WOWOWプライム・WOWOW4Kで放送、WOWOWオンデマンドで配信(※第1話無料放送)。