『魔進戦隊キラメイジャー』でキラメイブルー/押切時雨を演じた俳優の水石亜飛夢が4日、ひとり親家庭支援のためのクラウドファンディング『#Be A HEROプロジェクト』を立ち上げた。目標金額は300万円となる。

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 昨年に見たテレビ番組でひとり親家庭が一層、困窮していることを知ったそう。『キラメイジャー』出演中に水石宛に「2人の子育て、そしてコロナの影響で給与も激減。本当に死にたいと思った、死のうと思った。でもキラメイジャーと亜飛夢くんの存在に救われた。死なないで、いま生きていて本当に良かったと思う。有難う」という手紙をもらったこともあったという。

 今回は、ひとり親家庭を対象としたフードバンク「グッドごはん」を運営する認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパンと連携し、ひとり親家庭支援に食糧支援をするためのクラウドファンディング『#Be A HEROプロジェクト』を実施。きっかけについて水石は「昨年、プロサッカー選手の長友佑都選手がひとり親家庭にご支援をされた活動を知って、調べたところ『グッドごはん』という支援活動にたどり着きました。毎月600から800ものご家庭を支援されている国際NGOグッドネーバーズ・ジャパンさんという団体の活動です。『グッドごはん』は、ひとり親家庭に焦点を当て、ご飯を贈っておられます」と活動を説明する。

 「今は社会状況的に配送となっていますが、普段は対面でお渡しすることを大切にしてらっしゃるそうです。顔を見て、言葉をかけ、手渡しをする。とても温かい活動ですよね。対面でお渡しするときには、『こんなにもらっていいんですか?』『ごはんおいしい!』そんな言葉をいただけるそうです。想像して、胸がキュッとなりました。そして、自分が当たり前に過ごしていた環境が、当たり前ではなかったことに気づきました」と振り返る。「『ヒーローとして一年走ってきた今。作品でも役でもなく、水石亜飛夢として声を上げられないか。今の自分だからこそ子どもたちに勇気を届けられるんじゃないか』。事務所に相談したところ、グッドネーバーズさんと直接お話させていただけることとなりました。子どもたちとご家族の笑顔を増やしたい。そんな単純な思いに、すごく共感していただいたのです。その結果、今回の活動にご協力いただけることとなりました」とこれまでに経緯を語った。

 同プロジェクトでは、ひとり親家庭にとって食費の圧迫が大きくなる夏休みの期間(2021年7~8月)にるフードバンク「グッドごはん」を通じて、1世帯当たり約5000円の生鮮食品を提供。300万円を達成した際には、約500世帯への配付が可能となる。

■水石亜飛夢コメント
 僕はこの一年、スーパー戦隊シリーズ『魔進戦隊 キラメイジャー』に出演させていただきました。ヒーローになることが、昔からの夢でした。それだけ幼い自分は、ヒーローという存在に救われていたからです。だからこそ、自分がヒーローという役をもらい、コロナ禍の今、何ができるだろう。そう思ってこの期間を過ごしてきました。

 お子さん向けにインスタライブをやってみたり、なるべく背中を支えられるようなメッセージを発信してみたり、自分自身、やれることをやってきました。その結果、お手紙、絵やメッセージ、小さなお子さんから大人の方まで、たくさんの方から反響をいただきました。ご家族で放送や配信を楽しみにしてくださったり、自粛期間の苦しい思いをする中でも未来へ希望を持ってくださり…。“ヒーロー”という存在の力を身をもって実感できた、この一年でした。

 これまでの自分の活動では、キラメイジャーという作品や僕のことを知ってくださっている方にしか、元気を届けられていないことに気づいたのです。「キラメコウゼ」そんな言葉をテーマに走ってきた戦隊でした。

 でも…ご飯も満足に食べれていないのに日常でキラメける訳ないんじゃないか? 食べるということは身体だけじゃなく、心の成長にも繋がる本当に大切なことじゃないですか。少しでも元気の出るものを食べて、少しでもキラキラした日々を送ってほしい、そう思いました。

 でも僕だけの力じゃ限界があります。だから皆さんの力をお借りしたいのです。ただ、自分は小さい頃から漠然と「誰かの役に立ちたい」そんな思いがありました。僕と同じ思いを抱えているけど、何をすればいいか分からない。そんな方もいるのではないでしょうか?

 今回のクラウドファンディングが第一歩、きっかけになれば幸いです。一人ひとりでは微々たる力でも、集まったら大きなものになります。そして、あなたも誰かのヒーローになってあげてください。それはきっと簡単はことではありません。でもその勇気と一歩が、誰かの救いに間違いなく繋がります。

 どうぞお力添えを宜しくお願いします。