TBSの堀井美香アナが、7日に朗読解析本『音読教室 現役アナウンサーが教える 教科書を読んで言葉を楽しむテクニック』(カンゼン)を発売する。

【写真】“朗読解析本”の発売を伝える堀井美香アナ

 堀井アナが、昨年noteでスタートした「教科書を読む」。読むことが好きで、読む仕事をたくさんしてきた著者が、すべての読みには法則があることに気づき、緻密で具体的な「読み方」を「ごんぎつね」「蜘蛛の糸」「雨ニモマケズ」という、なじみみのある物語を読みながらひもといていく。音読や朗読、文章を声に出して読むときの参考になるはずだ。音読といえば子どもの宿題と思うなかれ、語彙力や読解力向上に、親子のコミュニケーション不足解消に、感受性や想像力を育むきっかけとなる1冊になりそうだ。

 堀井アナは「読むことが好きで、読む仕事をたくさんさせていただく中で、すべての読みには法則があることに気づきました。私たちアナウンサーは、わかりやすく伝えるための読みの技術を身につけます。ニュースでは主観を入れず平坦に読みながら、かつ内容を伝える技術が求められます。声に表情のある声優さん、感情を乗せてふくよかに表現される俳優さんの読みとアナウンサーの読みは違うものかもしれません。ただ、私が多くのナレーションを担当する中で無意識に使っていたテクニック。朗読のレッスンを受ける中で『情景が見えるように』『俯瞰で読んで』などのアドバイスをどう音声に変換していったか。その理屈や、ロジックを一度自分なりに整理をしたいという思いがありました」とコメント。

 続けて「この本では『ごんぎつね』『蜘蛛の糸』『雨ニモマケズ』というなじみのある物語を読みながら、その法則を解いていきたいと思います。ぜひ、音読や朗読、文章を声に出して読むときの参考にしてみてください」と呼びかけている。

 堀井アナと朗読といえば、昨年放送された『生活は踊る』での朗読企画が『2020年日本民間放送連盟賞』番組部門 ラジオ生ワイド番組の優秀賞を受賞。「番組内では、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う休校により、自宅待機を余儀なくされている子どもたちに向けた企画『リモート朗読会』を実施。6名の子どもたちと電話をつなぎ、リレー形式でひとつの児童文学を朗読した。リモート朗読会の企画は面白く、印象に残る。多くのコーナーをそれぞれ有機的につなげようとする工夫も評価を得た」との受賞理由が挙げられた。

【堀井美香】1972年3月22日生まれ、秋田県出身。法政大学法学部を卒業、1995年にTBS入社。これまでTBS系列の番組で多くのナレーションを担当。同局のナレーターとして圧倒的な実績を持つ。現在、TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』にレギュラー出演するほか、週1回Podcast番組『Over the sun』も配信中。
1男1女の母。小学生の頃からの音読経験を生かし、子育て時に「絵本の読み聞かせ」を実践。現在はTBSアナウンサーによる朗読会『A'LOUNGE(エーラウンジ)』のプロデュースを担当する。