人気グループ・NEWSの加藤シゲアキが主演を務める、舞台『モダンボーイズ』が3日、東京・新国立劇場 中劇場で開幕した。初日公演前に報道陣の取材に対応した加藤は、作品への意気込みを語る中、前作で主演を務めた先輩・木村拓哉へのリスペクトの思いを口にした。

【写真】共演者と華麗なポーズを決めた加藤シゲアキ

 今回加藤が挑む『モダンボーイズ』は、1994年に木村主演で、都政施行50周年記念公演として上演された、幻の名作ともいわれる青春群像劇。舞台は日中戦争直前、浅草のレビュー小屋。プロレタリア革命を志す学生で、ひょんなことから浅草エフリィという芸名でレビューの人気者となった矢萩奏が、小屋の座付き作家であった菊谷栄と出会ったことにより、生きる居場所を見つけ、自分にしかできない革命を見出していく物語。

 約3年半ぶりに舞台主演を飾る加藤は、コロナ禍での開幕に「試行錯誤しながら上演の運びとなりました。演劇界だけでなく、すべてのエンターテインメント界が乗り越えていかなければいけない壁だと思います。無事に幕が上がることにホッとしていますし、このまま完走したい。体に気をつけて頑張っていきたい」と言葉に力を込める

 かつて木村が演じた矢萩を、加藤がどのように演じるのか注目が集まっている。「最初に企画書をいただいた時に、正直なところ恐れ多いと思いました」と心境を明かしつつ「僕がジャニーズ事務所に入るきっかけとなった先輩の一人。ずっと憧れていた先輩で、こういった形で同じ役を演じるということは、この先ないと思う。イチ役者としてチャレンジさせていただきます」と意気込んだ。

 木村本人には、撮影現場に自ら足を運び、出演の報告をしたという。その際に「あ、『モダンボーイズ』やるんでしょ? 頑張ってね!」と声をかけられたといい「すごく温かいお言葉、エールをいただきました」と感謝していた。

 取材会にはそのほか、共演の山崎樹範、武田玲奈、作・横内謙介氏、演出・一色隆司氏が出席。横内氏から「あわよくば『木村拓哉超えを狙いたい!』と言っていました」と暴露(?)された加藤は「そんなこと言ってないですよ!」と慌てて否定し、冷や汗をかく一幕もあった。

 同舞台は、きょう3日~16日まで同所、28日~30日まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで上演される。