俳優の田中邦衛(たなか・くにえ)さんが3月24日、死去した。88歳。田中さんの訃報を受け、ドラマ『北の国から』の舞台となった、北海道富良野市が公式サイトを通じて追悼メッセージを発表した。

■田中邦衛さんの出演作品ほかプロフィール

 田中さんは、1932年11月23日生まれ、岐阜県出身。1957年、映画『純愛物語』でデビュー。『仁義なき戦い』など多数の映画に出演する。代表作であるフジテレビ系ドラマ『北の国から』は、人気シリーズとして21年にわたり放送された。

 ドラマ『北の国から』においては、本市を舞台にした大自然の中で家族と共に強く生きる姿、そして本当の豊かさとは何かを黒板五郎という役を通して伝えてきた。

■以下、掲載コメント全文

田中邦衛さんのご逝去を悼んで

田中さんは、本市を舞台にしたドラマ「北の国から」において、大自然の中で家族と共に強く生きる姿、そして本当の豊かさとは何かを黒板五郎という役を通して私たちに教えていただきました。

田中さん演じる黒板五郎の、不器用ながらも家族への深い愛情を注ぐ姿は、多くのファンの心を掴み、全国に富良野の地名が知れ渡り、多くの方に足を運んでもらえるようになりました。

富良野市のみならず、北海道といえば北の国から、五郎さんというイメージを全国の方々に持っていただける程の多大なる貢献をいただいたご功績を称え、2001年のドラマ放映20周年の際に本市の「名誉住民」となっていただきました。

富良野市民とともに北の大地に生きてこられた五郎さんに深甚なる感謝を申し上げるとともに、心より田中さんのご冥福を申し上げます。  

令和3年4月2日
富良野市長 北 猛俊