1967年10月2日の放送開始から、今年の秋で55年目を迎えるニッポン放送の人気ラジオ番組『オールナイトニッポン』。現在深夜3時から放送されている『オールナイトニッポン0(ZERO)』(ANN0)では、『M-1王者』『武道館アーティスト』『人気テレビディレクター』など、さまざまなジャンルで活躍する豪華パーソナリティーがラインナップされている。ORICON NEWSでは新シーズンの改編期に合わせて、火曜から金曜までの4組のパーソナリティーにインタビューを敢行。金曜日のお笑いコンビ・三四郎の小宮浩信と相田周二は、2015年から19年まで『ANN0』、19年からは『ANN』(深1:00)を担当し、この春から2年ぶりの『ANN0』へと戻ってくる。異例の動きを見せながらも7年目を迎える今、率直な気持ちを打ち明けた。

【動画】マヂラブ、三四郎ら『ANN0』パーソナリティが爆笑トーク!

■番組継続で「首の皮一枚つながりました」 なかやまきんに君とミクチャの好相性

――アルコ&ピースさん以来となる『ANN0』→『ANN』→『ANN0』というルートになりましたが、発表されてからの周りの反響はいかがですか?

【小宮浩信】「1部から落ちて残念」という声が多いと思いきや「三四郎はANN0っぽいな」っていうのも多くて。でも「続けてくれて良かった」という声が多かったですね。今だったら、radikoで時間帯関係なくタイムフリーで聞いている人も多いので。

【相田周二】「2部(ANN0)になっても聞く」というのはリプライをもらったりしたので、良かったですね。とにかく、番組が継続するっていうことがよかったので、ギリギリ首の皮一枚つながりました(笑)。危なかったですね。

――三四郎さんといえば、放送以外のところでのニッポン放送さんへの貢献度もかなりありますが。

【小宮】自分で言うのもなんですけど、貢献しておいて良かったなと(笑)。

【相田】そうだね(笑)。軽いジャブをずっと打ち続けていましたのでね。

――動画同時生配信も久しぶりにミクチャで復活しますね。

【相田】映像があった方が伝わるボケもあったりするし、ゲストの方に来ていただいた時は、映像があった方がいいと思うのですが、久しぶりなので、ちょっと勝手を忘れちゃっていますね(笑)。NGコードに引っかからないように。

――おなじみのなかやまきんに君のゲスト回をミクチャで見たいという声も多いです。

【小宮】その醍醐味もありますね(笑)。音だけで伝えられるというのがラジオの魅力でもありますけど、それを度外視してやったりもするので、ミクチャがあると、そこも動画を通して楽しんでいただけるのかなと感じています。

【相田】きんに君さんは、次から次へとボケるから、言葉で説明しようとしてもおっつかないんですよね(笑)。難しかったりするので、ミクチャは大変助かります。無言の時もあったりするので。

■リベンジイベントへの思い ファンクラブ開設でアルピールート回避?

――4月16日には、昨年開催できなかった『三四郎のオールナイトニッポンバチボコプレミアムライブ』の“リベンジ”が行われますが、現時点で決まっていることなどありますか?(取材は3月中旬)

【小宮】まだ決めてないですね(笑)。ゲストが来るっていうのは決まっていますけど、決めていないというか、あまり実感がまだなくて、スタッフさんとかも発表の時のゲストの表示を間違っていたり…。そもそも「リベンジをやります」って番組で発表した30分前に、ホームページでうっかり発表されていたりして、満を持してっていうよりは、まだ出演者もスタッフも態勢が整っていないですね。今から頑張りたいです。

【相田】去年から今まで何をやっていたんですかね(笑)。昨年、残念ながら開催しないと決断した時もギリギリまで粘って、やれるかどうかを悩んでいたので、それが今回やっとできるのかっていう気持ちです。

――この取材中のお2人の様子をカメラ撮影が入っていますが、これは何かあるのでしょうか?

【相田】4月から有料会員制の番組のファンクラブ「バチボコプレミアムリスナー」を始めることになりまして、このカメラもファンクラブでお届けすることになるものみたいです。僕らも探り探りなんです、まだわかっていない状態で、カメラも撮られていますが(笑)、よりリスナーとの絆を濃くするためにやってみようという話になりました。この撮影の内容がどこまで使われるのかも含めて、どうなっていくのか僕たちも楽しみです。番組そのもののファンクラブというのは新しいですよね。

【小宮】僕はSNSをやっていないんですけど、このファンクラブではブログなどもやっていこうと考えています。是が非でも、アルピーさんみたいにはならないようにと(笑)、なりふり構っていられない感じで。イベントの集客やツイッターのトレンドとかも加味されるかもしれないので、そこは頑張ってやっていきたいです。

■ANNがつないだ菅田将暉&Creepy Nutsとの縁 イベント・ファンクラブでリスナーと密な1年に

――これほど長く『ANN』を担当されてきているので、ラジオが2人の活動のベースになっているのでは?

【相田】それはその通りで、いろんな年代の方に知ってもらえる媒体でもありますので、やっぱりデカイですよね。ありがたいことに、横や縦のつながりもあって、ラジオをやってなかったら仲良くなってなかった人もいますし。菅田将暉くん、Creepy Nutsなど、イベントを通じて、楽屋とかでしゃべったりして仲良くなって、『ANN0』横の並びを見たら、ほぼマブダチしかいないです(笑)。

【小宮】横のつながりを大事に一緒に盛り上げていきたいという気持ちはあります。

――2人にとっても、週1で向き合って話をする貴重な場になっていますか?

【小宮】それぞれピンでの仕事もあるので、そういった情報とかを共有する場にはなっていますね。昔は一緒に飲んだりしたこともありますけど、今はないので、プライベート何をしているのかっていうのがわかったり、情報交換の場でもあります。

【相田】小宮はラジオで向き合っても、あんまりプライベートが見えてこない(笑)。サウナに行くくらいしか、プライベートの一面をのぞかしてくれないので、ファンクラブでどこまで見せてくれるのか楽しみです。

――こうして、お話を伺っていると、今年はリスナーのみなさんとの関係もより密になる1年になりそうです。

【相田】毎週の放送はありますが、昨年のイベントもリスナー感謝祭みたいな感じでやろうと思っていたのがなくなっちゃって。ご時世的にも大勢の前で何かをするイベントもなかった中、やっとできるっていうのはありますし、ファンクラブを通じて、リスナーのみなさんの存在を再確認できればなという気持ちです。

【小宮】コロナの影響で、ファンとのふれあいがより少なくなってきたので、この1年はより密に接していくことができたらいいなと考えています。

――最後に、今年の目標を聞かせてください。

【小宮】頑張って、面白いラジオだって言われて、1年で1部返り咲きを目指しています。

【相田】僕は、この春から放送されるドラマ『ドラゴン桜』に出ます…出たいです(笑)。ごめんなさい、まだ…。

【小宮】「まだ」っていうことは出るの(笑)? 情報解禁前っていうこと?

【相田】出たいっていう願望です(笑)。役はもちろん、金髪の先生役ですよね。実現したら、土産話として還元できたらなと思います。

●三四郎
小宮浩信と相田周二による、お笑いコンビ。2005年に結成。小宮の滑舌、相田の声に注目が集まり、バラエティー番組などでも活躍。2015年から16年まで火曜の『ANN0』を担当し、16年4月から19年3月末までは金曜『ANN0』のパーソナリティーに。19年4月からは金曜『ANN』を担当してきたが、21年4月から再び金曜『ANN0』のパーソナリティーとなる。