最終回を迎えるドラマが続々とランクインした最新のドラマ満足度ランキング調査結果(3月16日~22日放送を対象)では、これまで不動の1位をキープしてきた『天国と地獄~サイコな2人~』(TBS系)が2位へ降格。そして、高評価を受けながらも首位の座が遠かった『俺の家の話』(TBS系)が、最終回前の9話目で初の1位を獲得した。

【ランキング表】初首位『俺の家の話』と最終回で2位に降格した『天国と地獄』、他作品の順位は?

『俺の家の話』はこれまで、初回90Pt(100Pt満点)といきなり高ポイントを獲得してスタートした。その後、2話目で94Pt、3話目で97Ptと右肩上がりで、安定した高評価を得ていた。その後も放送回によってポイントが上下しながらも平均90Pt台後半をキープ。1月期ドラマの2強となっていた『天国と地獄』とは、わずか1ポイント差となる週が幾度と出るデッドヒートが繰り広げられてきた。

 9話目では、家族がバラバラになって1人、観山家に残った寿一(長瀬智也)のもとに、半年前に家を出た寿限無(桐谷健太)が戻り、寿三郎(西田敏行)もグループホームを抜け出して帰ってくる。しかし、寿三郎が倒れて危篤状態に。家族全員が集まって最期の時が近づく寿三郎に声をかけるなか、ある奇跡が起こるという内容だった。

 視聴者からは、「日常をおもしろく切り取る脚本がとにかくすばらしい。久々にこんなに笑える作品を観た」(女性20代/千葉)、「クドカンと長瀬くんはすごく良いコンビ」(女性30代/東京)など、クドカンと長瀬智也タッグが見せた底力に、感嘆の声が多く寄せられている。

 最終回にして2位となった『天国と地獄』、最終回の評価は93Pt。最終回直前の9話目で100Pt満点を獲得し、8週連続首位を記録していただけに、勢いが最後で失速してしまった。

 項目別で見ると、「内容」が7Ptダウンしたものの、そのほかの項目は満点だった。視聴者の声には、綾瀬はるか、高橋一生、北村一輝ら主要キャスト陣への評価は高いものの、「ラストでさらにどんでん返しを期待していたら何もなく肩透かし」(女性20代/愛知)、「最後だけ脚本が弱かった」(女性20代/神奈川)といった最終回のストーリーへの厳しい声が目立った。

 しかし一方で、全10話を通しての先の読めないストーリー性、犯人逮捕で物語を終わらせず、その後の登場人物それぞれの正義を突き詰めるストーリー展開、“入れ替わり”を単なるファンタジーで終わらせず、意義を持たせたストーリーへと昇華したこだわりなど、重厚で奥深いドラマであったことへの視聴者の評価は高い。視聴者のコメントを見れば、最後まで高い評価を得続けたドラマであった。

 そのほか、3位と4位はそれぞれ前週と変わらず、『監察医 朝顔』(フジテレビ系)、『にじいろカルテ』(テレビ朝日系)がランクイン。5位には、最終回を迎えた『知ってるワイフ』(フジテレビ系)が、前週の7位からランクアップした。

●「ドラマ満足度ランキング」とは
「オリコン ドラマバリュー」をもとに集計。オリコングループの調査システム「オリコン・モニターリサーチ」の登録者から毎週、全国690名の視聴者を対象に、各ドラマの「期待度」「満足度」について、「作品」「主演」「主演以外」「セリフ」「映像」「音楽」「美術」「ストーリー展開」を10点満点で調査。「オリコンドラマバリュー」はその結果を、過去1年間のデータに照らして偏差値化した。「視聴量」「主演」「主演以外」「内容」という4項目に加え、Twitterのツイート量を加えた「話題性」の5項目を各1~20ポイントとし、計100ポイント満点で集計している。