大友啓史監督が2日、都内で行われた映画「『るろうに剣心 最終章 The Final』シリーズ過去作一挙上映記念!大友監督トークショー」に出席した。

【写真】『るろうに剣心』これまでのキャストが集結した10周年バナー

 2012年に公開された第1作『るろうに剣心』から、佐藤健らメインキャストやスタッフがずっと同じであると問われると、大友監督は「映画は集団芸術。同じ人間が10年の積み重ねをしてきているので、1本ごとに0から説明する必要がなかった。スタッフみんな、僕がどういう映像を望んでいるか共有できている」とし、チームの成熟っぷりに目を細めた。

 また、佐藤との撮影は「お互いに走るべき方向は分かっている」とし、あうんの呼吸で進行していったと紹介。「チームで10年間やってきたってことは、0じゃなく、5とか6から始まっている。そこから、また積み重なっていくので、100%を超えてどこまでいけるかという話になる。それを今回はそれをやりきれたんじゃないかなという感じがしてます。スタッフ全員がやることをやりきって、胸を張って皆さんにお届けできるものができたんじゃないかなと思います」と力強く語った。

 今回の撮影で佐藤が衣装に袖を通したときを振り返り、「僕らがまず興奮した。『剣心が戻ってきた』って。健君の求心力、彼の心の中に剣心が潜んでいる感じだった」と半ば興奮気味に語っていた。

 『るろうに剣心』シリーズ10周年記念プロジェクトの一環で、シリーズ過去作3作品が一挙上映となる。それを記念して、シリーズ全てのメガホンを取った 大友監督によるトークショーがこの日、開催された。3作品の上映期間は、第1作『るろうに剣心』がきょう2日から8日。第2作『京都大火編』が9日から15日。『伝説の最期編』が16日から22日となる。各上映では『The Final』の特別映像や週替りでキャストからのスペシャルメッセージも流れる。

 この日は『るろうに剣心』と『るろうに剣心 最終章 The Final』の豪華二本立てで、『The Final』は公開前の一夜限りの上映という貴重な機会となった。