女優の栗山千明(36)が主演するテレビ東京「水ドラ25」枠のドラマ『ラブコメの掟~こじらせ女子と年下男子~』(毎週水曜 深1:10)が7日よりスタートする。周囲には、恋愛上級者のように振る舞いながらも実は、15年間彼氏がいない“恋愛ド素人”というギャップの激しい役柄に挑戦。“クールビューティー”な世間のイメージと素の自分のギャップについて“強み”だと言い切る栗山だが、30代となり「自然と素が出るようになってきた」と変化も感じている。

【写真】素に近い(!?)メガネに半纏…オフモード全開の瑠璃(栗山千明)

 今作で栗山演じる主人公・九条瑠璃は、電子コミックの編集部で働く優秀なアラサーで、パーフェクトな外見と言動から恋愛経験豊富と思われてきた。しかし実際は、15年前の大学時代に彼氏が一瞬いただけの恋愛ド素人。そんな瑠璃が、“見た目も中身もパーフェクト”な職場の後輩・真宮亮(小関裕太)からひょんなことから“恋愛指南”を頼まれたことから始まるラブコメディーを描く。

 会社では恋愛上級者として後輩たちにアドバイスを送るも、実は亮の言動にドギマギしっぱなしだったり、おうち時間でのルーズで少女漫画オタクな一面のギャップもクスッと笑える要素に。自身は「おうちにいる方の瑠璃に近いです。今回のお話は私自身のことを結構知ってくださった上で描いていただけているので瑠璃ではあるけど、苦手なこととか、私の要素を入れてもらってるところもある」と素に近い部分もあるそう。

 周囲のイメージと本当の自分、その合間でうまく立ち振る舞おうとする瑠璃だが、自身は世間の自分のイメージとのギャップについて「私は“強み”だと思っています。強みだと思っているからこそ、10代、20代では実際の自分を知られなくてもいいと思っていました。でもそれは無理して自分を押し殺していたというより、せっかく持っていただいているイメージを崩す必要ないかな、と思ってました」と振り返る。

 「最近は、30代になって無理をしなくなってきたので自然と素が出るようになってきたと思います。大人としてちゃんとしなきゃなと思うと人前ではきちんとしてるつもりですが、友達や家族の前では素でいます。周りのイメージでは『かっこいい』的なことをいってくださる方もいるなかで、そのイメージを崩すのはもったいないな、と。悪いイメージなら払拭しないといけないけど、いいイメージを持ってくださる声が多く聞こえたので、そのままでいいかな、と思っていました」といい意味で、肩の力を抜けているようだ。

 自分が瑠璃のように、後輩から相談されたり、反対に自分から相談したりすることには「相談して解決することは相談します。例えば、知識があればどうにかなることだったり。でも、自分の気持ちや思いは、人に相談してもどうしようもならないので、話しません。自分のなかで解決しちゃいます。あまり人と会わないから相談されることもないかな?(笑)友達と待ち合わせしてご飯に行ったり遊びにいくこともなくて…一人遊びがすきかもしれない。なので裏のほうの瑠璃に近いのかな?と自分では思います」とサバサバとした素顔も覗かせる。

 だが、そんなプライベートとは打って変わって撮影は和気あいあいとした雰囲気で行われているようで「(相手役が)小関くんで良かったと思ってます。撮影の合間に、ラフにお話させていただける感覚だったので。ちょっとやっぱりLOVEな要素があると仲良くならないと照れちゃう。すごく気さくな方で、待ち時間もお話させていただいたので恥ずかしさも初日からなくできたかなと思います。年齢は下ですがいろいろな知識も豊富で頼りになります」とすっかり打ち解けたそう。

 ちなみに漫画好きとしても知られる栗山だが瑠璃の大好きな少女漫画は「多くはないんです。ただある程度の有名なものは認識してるかな、と思います」。「瑠璃のせりふでも『リアルと漫画は別物』みたいなことを冒頭でいうせりふがあるんですけどそんな気分で読んでいました」と少女漫画への憧れはなかったという

 そんななかでの人生の“指南書”は日渡早紀氏による人気漫画『ぼくの地球を守って』。「人生の教科書みたいに感じています。例えば、主人公のお父さんが『食べ物を食べることに命をいただいているんだから立派に生きなければいけない』とか『悔しかったら幸せにならないとだめだ』とか心に響くせりふが多く、小学校高学年のときに出会ってよかったと思う漫画です」と紹介している。