中国の動画配信サービス・WeTV(テンセントビデオ)の人気オーディション番組で、中国版『PRODUCE 101』(通称プデュ)として知られる『創造営2021』(シーズン4)。今回は日中混合4人組グループ「WARPs UP」のメンバーで、日本から同番組に参加している力丸(27)にインタビューを実施。憧れの人や、印象に残っているパフォーマンス、サンタの存在について語ってもらった。

【写真】力丸がセンターを努めたファーストステージ「蓮」 仲良しオフショットも(全65枚)

――「創造営2021」に参加した理由を教えて下さい。

 日本でも活動してましたが、異国の場所で全く知られてないところでゼロから挑戦するのが好きなので来ました。あと、今までずっと振付師として裏方で、近くで歌手の方を見ていたら自分も前に出たくなってきました。

 ちょっと年齢は遅いかもしれませんが、人生の中だったらまだ若いので、新しいこと、アイドルに挑戦したいと思いました。

――番組内で日本語、中国語、英語をどのように選んでますか。

 中国にいるので、まずは中国語で頑張ってトライして、次に英語が出てきます。その次に日本語が出てきます。僕はしゃべるのに自信がないから、頭の中がごちゃごちゃで何話してるか分からなくなります。

――なぜ中国語を最初に話そうとしていますか?

 本当は日本語で話したほうが自分をもっと伝えられるんですけど、今は中国にいるので中国語で自分の熱意を伝えたいなと思います。

――中国語の勉強はどのくらいしましたか?

 中国に来る2週間前から始めました。(日本語や英語では)使わないサウンドが多くて、なかなか伝わらないのでジェスチャーでなんとかしてます。

――中国と日本の違いで驚いたことを教えて下さい。

 日本人は授業を真面目に受けてますが、こっちだと急に音楽をかけてフリースタイルで踊りだしたりします。いきなり遊びが入るから楽しいです!

――ここまで印象に残っているパフォーマンスを教えて下さい。また、仲良くなったメンバーとのエピソードなどもあればお願いします。

 今のところ印象に残っているはファーストステージの「蓮(Lit)」です。その時は中国語がまだほとんど喋れなくて、みんな中国人ばかりで、その時のチームのLi Luoerが英語を話せて、僕も英語ができるのでそこでコミュニケーションがとれました。ほかのみんなも時間がない中、ゆっくり喋ってくれたり、紙に書いてくれたり…本当にみんな優しかったです。

 Yi Hanが好きです。彼は一匹狼で、みんなが固まっているときに、一人でいる人が僕は気になるタイプで、いつも彼のところに行ってゆっくり喋っていました。方言などを教えて頂きました。

――刺激を受けたことを教えて下さい。

 「蓮(Lit)」のとき、ダンスを教えてたんですけど、(経験がないメンバーもいたので)普通の人だったら諦めてたと思います。カメラがないときでも、僕が見てないところでも、一生懸命練習してたから、みんな努力家だなと思って刺激を受けました。自分ももっと頑張らないとと思いました。

――番組に参加して、最も大変だったことを教えてください。

 やっぱり大変だったのは今回のテーマソングがほとんど中国語で、覚えたことない単語が多くて苦労しました。また息継ぎの場所が全くなくて、歌うのも自信なくて、ダンスも歌も激しいから、本当に大変でした。息が止まりそうでした。

――番組を通して成長できた部分を教えて下さい。

 中国の方は自分のことをはっきり言います。日本は“本当は言いたいけど言わない”、“やりたいけどやらない”と自分を抑えてることが多く、僕もそうでした。僕も頑張ってプッシュしてみました。それが変わった部分です。

――日本でも一緒に活動していた、サンタさんはどのような存在ですか?

 最初は仲が悪かったんです。性格が真反対過ぎて、チームの中で一番仲が悪かったです。だけど反対だからこそ、自分と違うものを持っています。それに気づいたのが活動してから一年後ぐらいでした。その一年間はふたりとも全然喋らなかったです。

 でも気づいてから、お互い嫌いな部分が好きになってきて、だんだん仲良くなりました。彼は僕にないストリートな要素と、僕のエンターテイメント部分がミックスしました。今は、毎日5時間は話しています。ちょっと時間空いたら無駄話してます(笑)。本当に仲が悪かったんですが…今はそれがあったからすごく仲がいいです!

――デビューできたらやりたいことを教えて下さい。

 辛いのが好きで、ここにいる中国の方よりも辛いのが食べられるので、どこまで辛いのを食べられるか挑戦したいです。中国語をちゃんと話せるようになったらバラエティにも出たいです。

――もしデビューできたらどういうアイドルになりたいですか。

 自分はクレイジーが好きなので、かっこいい、かわいいより、僕はクレイジーを足したいです。いろんな人に自分を知ってもらいたいですし、あんまりキャラを作りたくない、自分は自分でいきたいです。“自分”を見せたいです。あとはブラジルやインドのテイストも好きなので、新しいテイストとして混ぜて行きたいです。

――憧れている人がいたら教えて下さい。

 憧れの人はいっぱいいますが、自分が歌で刺激をもらったのは、一緒に仕事をしていたSHINeeのジョンヒョンくんです。僕はストレスを受けやすいですが、彼の曲を聞いただけでストレスがどこかにいってしまうくらい、毎日幸せでした。自分も人を幸せにしたい。コレがあるから毎日楽しいって言われるようになりたい。それを世界の人にもっと知ってもらいたい、自分のことで幸せになってもらいたいです。

――最後に、日本のファンにメッセージをお願いします。

 こんな僕ですけど、もっとまだ見せてないところもいっぱいあるから最後まで残って、できたらデビューしたいです。応援よろしくお願いします!

■プロフィール
Rikimaru/力丸(リキマル) 1993年11月2日/兵庫
日中混合4人組グループ「WARPs UP」のメンバーで2019年エイベックスよりデビュー。BoA、SHINee、NCT 127の振付師としても活躍している。