日本発の大ヒットゲームシリーズをハリウッドで実写映画化した『映画 モンスターハンター』(3月26日公開)。ハンターたちのサポート役、料理長アイルーの荒々しい調理シーンが解禁された。

【動画】料理長アイルーの荒々しい調理シーン

 薄暗い船の中、調理器具が並べられ中華包丁がぶら下がるキッチンに、主人公のアルテミス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)がそっと近づいた瞬間、「ンニャー! ニャゴニャゴ!」と言いながら突如目の前に現れたのは、猫のような姿をした獣人族のアイルー。

 アイルーといえば、人間たちにも引けを取らぬ頭脳を持ち、シリーズを通して、巨大モンスターとの闘いに挑むハンターたちのオトモとして様々な形でサポートしてきた人気キャラ。本作に登場するアイルーは、過去に大団長(ロン・パールマン)のオトモとして数々の死線をくぐり抜け、いまは調査団の料理長として腕を振るう。

 料理人としても比類なき能力の持ち主で、自身の身体ほどもある大きなぶ厚い肉を熱々の鉄板に叩きつけたかと思えば、かつての戦闘で折れてしまった愛用武器を加工した巨大な包丁でガツンと肉を切り分け、振りかざした手から炎を出し大胆に肉を包みこむ。

 その荒々しい調理スタイルからも豪快な性格が窺えるが、最後の仕上げにそっと香草を乗せる可愛らしいしぐさもみせ、繊細で細部への配慮をもった性格をも併せ持つ、ハンターたちの闘いを支える愛すべきキャラクターがうかがえるシーンだ。

 本作の監督ポール・W・S・アンダーソンは、10年以上前からモンハンをプレイし、この映画化プロジェクトをけん引してきた張本人であり、映画にアイルーを登場させるのも”モンハン愛”が故の必然。

 『バイオハザード』(02)など長年に渡りアンダーソン監督とタッグを組んできた、本作の視覚効果スーパーバイザーのデニス・ベラルディも、「彼は料理長だが、戦傷を受けたひねくれた性格の戦士だ。性格にゆがんだ一面があって、口答えすることもあるが、アルテミスとは特別で可笑しな関係性を築いていくんだ。皮肉に満ちたユーモアのセンスと、年長者ならではの冗談が好きなんだ!」と、アイルーというキャラクターに命を吹き込んでいく楽しさを語っており、長年親しんでいるゲームファンはもちろんのこと、未プレイの人もこの映画でアイルーの魅力にどっぷりハマってしまうだろう。