昨年放送されたドラマ『ギルティ~この恋は罪ですか?~』(日本テレビ)で、主人公をあの手この手で陥れる“あざとすぎる怪演”が話題になった女優の中村ゆりか。3月4日に誕生日を迎え24歳になった。その記念に自身初となる写真集『Over the moon』(読み:オーバーザムーン)を発売した。

【写真】アイスクリームを食べる、あざと可愛いカット

 「ずっと写真集を出したいと思っていたんです。写真集を作るならやってみたいこともずっと考えていました。なので、いざ写真集を出すことが決まって、今までに挑戦してみたかったことがどんどん湧いてきて、自分がその写真に映ったらどう見えるのかを想像しながら、メイクさんやスタイリストさんとも相談しながらいろいろ提案させていただきました。そういう打ち合わせをしている時から楽しくて、一から作っていった手応えがあります。自分のやってみたかったことを詰め込むことができて、本当にうれしいです」

 写真集のタイトルにも、「小さい頃から月が好きで、●に取ってもらった●々に、●●の疲れを取っていただいたり、ほっこり幸せな気分になってもらえるように、『とても幸せ』『とてもうれしい』という意味を持つ『Over the moon』と付けさせていただきました」と、中村自身の思いが込められている。

 完成した写真集を見ながら「海を背負っているようなこちらの写真がお気に入りの一枚です。ポーズも綺麗にできたと思います」「この笑顔は素の自分が出ているなぁと思います」「綺麗な夕日を撮るために、ずっと待ち構えていて、カメラマンの中村和孝さんの『今だ!』という合図で急いで夕日に向かっていきながら撮ったんです」と、1カット1カットに思い出がいっぱいだ。

 「アイスを口につけたカット」などに「あざとくない?」とツッコミを入れると、中村は「あざといと思います」と言って、特徴のある声で笑った。透明感のある美しい見た目から、ふんわり系もクール系もハマる中村が、ドラマ『ギルティ』をきっかけに、新たに開拓したのが“あざと系”。バラエティー番組『あざとくて何が悪いの?』で“あざとい女”の再現VTRに出演した時も話題になった。

 「最近、“あざとい”の捉え方が変わってきた気がします。以前は、“あざとい”と言われると“悪く言われている”感じがありましたけど、最近は“かわいいってことかな?”とポジティブに受け取っています」

 素の表情からあざといカットまで盛りだくさんの写真集。見どころは「いままでずっと応援してくださったファンの方にも、これから知ってくださる方にも、私のいろいろな一面を見ていただきたくて、さまざまな表情を切り取っていただいたので、そこを楽しんでもらいたいです」と、話していた。

■「期待に応えて、もっとお芝居を磨いていきたい」

 中学1年生の時にスカウトがきっかけで芸能活動を始めた中村。18歳の時に出演した連続テレビ小説『まれ』(2015年、NHK)では、両親の再婚により家族となった義兄に密かに思いを寄せる主人公の友人役を好演。WEBドラマ『花にけだもの』(18年・19年、dTV・FOD)では、けだもの男子たちにアプローチされる少女漫画のヒロイン。ドラマ・映画『賭ケグルイ』シリーズでは心に深い闇を持つ女子高生を演じ、原作ファンも一目置く。『女子高生の無駄づかい』(20年、テレビ朝日)では、頭はいいが一切の感情を表に出さない“ロボ”役でコメディーにも挑戦するなど、着実に経験を重ね、幅を広げてきた。

 「自分とかけ離れた役柄や、自分にできるかな?と不安に思う役柄もありますが、とにかく作品の世界観を受け入れてやってみることを心がけてきました。やってみると見える世界が違ってきたり、わからなかったことがわかるようになったり。物語の中の人物が成長するように、その人物と向き合った自分自身も成長できると信じて、挑んでいます。オファーしてくださった方々の期待に応えて、その期待を超えたものまで見せたい。それでもっと私への期待を高めていただきたい。そういう良い循環の中でもっとお芝居を磨いていきたいと思っています」。

■中村ゆりか1st写真集『Over the moon』
著者:中村ゆりか
撮影:中村和孝
発売日:2021年3月4日
価格:2500円+税(2750円)
判型:A4変形
ページ数:128ページ
発行:SDP