1999年から4年にわたって『おかあさんといっしょ』9代目うたのおにいさんを務めた“あきひろおにいさん”こと杉田あきひろ(55)が17日、 都内で行われた厚労省主催の依存症の理解を深めるための音楽イベント『Re-START~みんなで考えよう 依存症のこと』に参加。同時期にうたのおねえさんだった、つのだりょうこがサプライズで登場し、杉田は涙ながらに謝罪した。

【動画】つのだりょうことの再会で涙ながらに思いを語った、元うたのお兄さん・杉田あきひろ

 杉田は2016年に覚醒剤取締法違反で有罪判決を受けた。出所後は長野県にある薬物依存症からの回復をサポートする施設のダルクに3年間、入所した。現在は介護士の資格を取り、長野県内で仕事をしている。

 これからについて問われると杉田は「仲間が背中を押してくれて前に進めると実感した。1度、失敗した人間が、こうやってまた頑張っているというのを知っていただけたら」とメッセージ。そして、サプライズでつのだが登場。約5年ぶりという再会で、杉田はつのだに頭を下げて謝罪。つのだも「なにかできなかったのか、とずっと後悔して、悔やんでいた。でも、このイベントの話を聞いて、これからなにかできるんじゃないか、という気持ちにさせていただきました」と涙ながらに語った。

 杉田は「めちゃくちゃうれしいです。めちゃくちゃ好きなんです」と照れながら話す。「あんな大きな事件を起こしてしまった。全員に謝罪ができているわけではない。時間をかけてやっていかなければいけないなと思っていた。りょうこちゃんには早く言いたかったんですけど、敷居が高くて…。すごく傷つけたなと思って…」と謝罪できなかった理由を明かす。杉田の現状を見ると「本当にうれしいです。応援していきます」とエールを送っていた。

 そして、杉田はミュージカル『アニー』より「トゥモロー」を歌唱。つのだは「ステキでした」と感涙していた。

 トークショーには、杉田のほか、元プロ野球選手の清原和博、俳優の高知東生、元NHKアナウンサーの塚本堅ーが登場。4人は2016年に薬物使用の疑いで逮捕され、その後各自が回復に向け努力を重ねてきた。一堂に会して意見交換することは昨年に続き2度目の試みとなる。依存症啓発サポーターを務める今田耕司も出演した。