俳優の濱田龍臣が、25日放送のテレビ朝日系木曜ミステリー『遺留捜査』(毎週金曜 後8:00~8:54)第7話にゲスト出演。主人公・糸村聡役で主演する上川隆也とは2011年公開の『映画 怪物くん』以来、10年ぶりの共演。当時10歳だった濱田は、今回の現場で上川から「もう20歳かー、大きくなったね」と声をかけられたそう。上川の温かい眼差しに、濱田は「上川さんはあの頃とまったくお変わりなく、すてきで優しい方でした。とてもうれしかったです!」と、感慨もひとしおだったという。

【写真】心優しき天涯孤独の青年・掛川春人(濱田龍臣)

 事件現場に残された“遺留品”が持つ意味を徹底的に探っていくマイペースぶりで周囲を振り回しながらも、事件の真相や声なき遺体が訴えたかったメッセージを推理していく糸村刑事の活躍を描く人気シリーズ。

 第7話で濱田が演じるのは、天涯孤独の青年・掛川春人。暴力団幹部が刺殺される事件が発生し、現場で2つに割れたクルミ大の石を発見した糸村は、殺された男がなぜその石を持ち歩いていたのか探るうち、偶然、春人に出会う。優しく素直な性格の春人は中学生のときに母が他界、15歳で施設を逃げ出してからはアルバイトで食いつないできたと、糸村に明るく身の上を語るが、その時すでに彼は“危険なバイト”に巻き込まれていた…という波乱のストーリーが展開していく。

 濱田は「春人が背負っているものと、彼の明るさ、優しさのギャップが目立つといいなということは感じていました。しかし、その明るさや優しさが無理をしているように見えないように、ということも心がけました」と、繊細に春人の人物像を構築。

 春人はかつて旅館の住み込みバイトで一緒に働いた“節子おばちゃん”こと末永節子(根岸季衣)を“人生の師”とあおいで交流。病をわずらう節子のことを案じている一面もあり、「節子おばちゃんのせりふにもありますが、“親子の絆は永遠”という家族の愛の深さが、親を失ってしまった春人を通じて見てくださっている方に伝わればいいなと思っています」と、メッセージを送っている。

 暴力団幹部の男の死、孤独な青年、危険なアルバイト…、一見バラバラな要素は、どうかかわってくるのか。空腹で倒れた春人が糸村から食事をご馳走になる少々コミカルなシーンや、2人きりでシリアスなせりふを交わすシーンなど、上川とガッツリ共演を果したシーンも見どころだ。