「働きがいのある会社」に関する調査・分析を行うGreat Place to Work Institute Japan(GPTW ジャパン)は16日、2021年度版『働きがいのある会社』ランキングを発表した。

【画像】Great Place to Workのロゴ

 Great Place to Workは「働きがい」に関する調査・分析を行い、一定の水準に達していると認められた会社や組織を「働きがいのある会社」ランキングとして発表する活動を世界約60ヵ国で実施している。日本においては、株式会社働きがいのある会社研究所がGreat Place to Work Instituteよりライセンスを受け、GPTW ジャパンを運営。2007年より日本における『働きがいのある会社』ランキングを発表している。

 GPTW ジャパンは、一定の基準に達した企業を『働きがいのある会社』(ベストカンパニー)として認定。『働きがいのある会社』の定義として、マネジメントと従業員との間に「信頼」があり、一人ひとりの能力が最大限に生かされている会社のこと。優れた価値観やリーダーシップがあり、イノベーションを通じて財務的な成長を果たすことができる、としている。

 今回は計462社が参加し、その中からベストカンパニー160社を選出した。大規模部門(1000人以上)1位はシスコシステムズ、2位セールスフォース・ドットコム、3位ディスコ。中規模(100~999人)1位はコンカー、2位サイボウズ、3位CKサンエツ。小規模部門(25~99人)1位はフラッグシップオーケストラ、2位ダイレクトマーケティングミックス、3位ENERGIZEという結果になった。

 調査により、「働きやすい環境について改善した一方で、総合的な働きがいが低下している」ことが判明。「働く環境の設備が整っている」「労働環境が安全・衛生的である」といった設問のスコアが改善したことから、「コロナ禍で在宅勤務を中心とするテレワークが進んだことが反映していると考えられる」と分析している。

 一方、「経営・管理者層は気軽に話せる」といった設問の改善幅が小さいため、「テレワークが推進され、上司をはじめとした社内のコミュニケーションの機会が減少したことによる影響が感じられる」とし、コロナ禍における変化を指摘した。