きのう14日に放送された、俳優・吉沢亮主演のNHK大河ドラマ『青天を衝け』(後8:00~9:00)の番組平均視聴率が、関東地区で20.0%、関西地区で18.9%だったことが15日、わかった。初回視聴率20%の大台に達したのは、2013年の『八重の桜』以来、8年ぶりとなる(視聴率はすべてビデオリサーチ調べ)。

【場面カット】馬に乗り堂々と登場する徳川慶喜役・草なぎ剛

 本作は、生涯に約500の企業を育て、約600の社会公共事業に関わった「日本資本主義の父」、晩年は民間外交にも力を注ぎ、ノーベル平和賞の候補に2度選ばれ新一万円札の顔としても注目される渋沢栄一が、幕末から明治へ、時代の大渦に翻弄され挫折を繰り返しながらも、近代日本のあるべき姿を追い続け、高い志を持って未来を切り開いていく姿を描く。

 第1回「栄一、目覚める」は、武蔵国血洗島村(現在の埼玉県深谷市)で養蚕と藍玉作りを営む農家の長男として生まれた栄一(子役・小林優仁)の話がメインに。ある日、罪人が藩の陣屋に送られてきたことを知った栄一は、近くに住むいとこの喜作(子役・石澤柊斗)らと忍び込もうとたくらむ。一方、江戸では、次期将軍候補とすべく、水戸藩主・徳川斉昭(竹中直人)の息子、七郎麻呂(子役・笠松基生)を一橋家に迎え入れる話が進んでいた。

 冒頭、徳川家康(北大路欣也)の登場で話題を集め、渋沢栄一と徳川慶喜(草なぎ剛)の初対面などのシーンには「ものすごい緊張感でドキドキした」といった声も寄せられていた。

 放送開始にあたり、制作統括の菓子浩氏は「クランクインが約2ヶ月遅れるなどコロナ禍の影響を受けましたが、感染対策をとりながら撮影を進めてまいりました。無事初回をお届けすることができてホッとしております」と安堵。続けて「2月14日という異例の時期のスタートにもかかわらず、多くのみなさまにご覧いただけたことを大変ありがたく思っています」と視聴者に感謝した。

 さらに「渋沢栄一は、逆境にあっても必ず復活し、未来への道を切り拓いた人でした。先が見通せない時代だからこそ、くじけることなく走り続ける渋沢栄一の物語をエネルギッシュにお届けしたいと思っています」とこれからの意気込みを語った。

■近年の大河ドラマの初回平均視聴率(関東地区)
2020年『麒麟がくる』:19.1%
2019年『いだてん~東京オリムピック噺~』:15.5%
2018年『西郷どん』:15.4%
2017年『おんな城主 直虎』:16.9パ
2016年『真田丸』:19.9%
2015年『花燃ゆ』:16.7%
2014年『軍師官兵衛』:18.9%
2013年『八重の桜』:21.4%
2012年『平清盛』:17.3%
2011年『江~姫たちの戦国~』:21.7%
2010年『龍馬伝』:23.2%