ダンス&ボーカルユニット・TRFのSAMや、シンガー・ソングライターのピコ太郎が15日、都内で開かれた小児がん基金一般社団法人「Empower Children」と朝日新聞社共催の音楽イベント『LIVE EMPOWER CHILDREN 2021 supported by Aflac』の囲み取材に出席した。

【写真】白のドレスで力強いパフォーマンスを披露したhitomi

 イベントは同日の国際小児がんデーに合わせて開催。2回目となる今回は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に伴い、無観客・無料生配信(YouTubeなど)で実施した。イベントを通して、小児がんが社会的支援を必要とする病気であることを広めるとともに、得られた収益をチャリティー基金として、小児がんで苦しむ子どもたちとその家族を力づける活動や、小児がん治療充実のための支援活動、小児がんの社会的支援を高めるためのPR活動など、今後の支援につなげる。

 ライブ前の囲み取材で、ピコ太郎は「今日やることは2個ある。一つは気にせず子どもたちがワイワイ楽しんで『カッコいい』『面白い』と思うこと。もう1個はそうじゃない人たちに知ってもらうこと。この2つが出来るのがエンターテイメントだと思う」とイベントの意義を説明。「今日の豪華なメンツは通常のギャラが“数億”。それを度外視しまして、本当に盛り上げたいということで集まっている」と冗談を交えつつ、力強く意気込んだ。

 SAMは「小児がんで入院している子どもたちは学校にも行けず、友達にも会えない。コロナなので、お母さん、お父さんにも思うように会えないと聞く。(自分たちに)何か出来ることがあるかと言ったら、ライブを見せて、元気になってもらうこと」と思いを吐露。そして「これを見てくれた人たちに、子どもたちがつらい思いをしているというのを届けられれば、寂しい思いをしてる子どもたちが1人でも救われていくんじゃないかという思います」と願った。

 囲み取材にはTRFのSAM、ピコ太郎のほか、hitomi、TRFのETSU、CHIHARU、天野ひろゆき、同法人の広津崇亮代表理事が参加した。

 生配信イベントでは、天野ひろゆき(キャイ~ン)、ニッポン放送の熊谷実帆アナがMCを務めた。「エンタメの力で子どもたちに生きる力を」をコンセプトに、うみくん、梶原岳人、KEIKO、TRF、ピコ太郎、hitomi、Beverly、FlowBack、松浦航大、まるりとりゅうが、MINMI、moumoon、ReoNaの13組が出演し、子どもたちにエールを送った。

 最後には、音楽家の坂本龍一とつんく♂が共同制作したテーマソング「My Hero~奇跡の唄~」を出演者全員で初披露した。そしてVTR映像で登場した坂本は「(つんく♂と)コラボするのは初めてなんですけど、とてもスムーズに、協力的に出来たと思います。この曲を通して少しでも多くの方に小児がんのことを知っていただけるとうれしいですね。そして支援の輪が広がっていくことを願っています」とコメントした。

 ライブで集まった寄付金や、テーマソングを通じて得られた収益はチャリティー基金として各支援団体に全額寄付される。