「顔はカトパン、体はパンパン」のキャッチフレーズで人気上昇中の餅田コシヒカリ。男女お笑いコンビの駆け抜けて軽トラで活動する一方で、ピンでもバラエティ番組などで引っ張りだこだ。近頃は“ぽっちゃり枠”の女性芸人のダイエットが話題に取り上げられるが、「痩せる気は一切なし」ときっぱり。その理由は「幸せだから」。太っていても部屋が汚くても「幸せ」を感じられるポジティブマインドの源を聞いた。

【写真】豊満な胸元チラリ…入浴姿も! 顔はカトパンの餅田コシヒカリ、91キロわがままボディ大胆披露

◆ダイエット企画は“NG”、痩せて良かったことがあまりない

──実際にお会いすると本当に顔が小さいんですね!

【餅田コシヒカリ】 体と比べて、ですよね。トリックアートみたいなもので、得してるなと思っています(笑)。昔からずっとこんな体型で、小学生の頃はよく(ディズニー映画の)『ベイマックス!』とか言って笑いを取っていました。

──過去には何度かダイエット企画にも挑戦されていましたよね。

【餅田コシヒカリ】 はい。最高に痩せた時は4ヵ月でマイナス22キロです。でも完全にリバウンドして、今は149センチ、91キロくらいです。キャッチーで覚えてもらいやすい体型ですし、自分ではけっこう気に入っていますね。なので、今はダイエット企画は“NG”でお願いしているんです。

──ダイエット企画を“NG”にした理由は?

【餅田コシヒカリ】 単純にキツかったんですよ。精神的にも肉体的にも。お仕事なので、ダイエット企画もありがたかったんですが、けっこう無茶してお肌もボロボロになったし、痩せて良かったことって、あんまりなかったなって。

──「痩せたらモテるのに」とか言われることはないですか?

【餅田コシヒカリ】 めっちゃ言われます。でも太っていてもぜんぜんモテているので(笑)。これまで生きてきてデブで困ったことって、本当になかったんですよ。しかも体重が戻ってからのほうがお仕事も増えて。だったら食べたいものを食べて、笑って過ごしていたほうがいいし、ダイエット企画はもう卒業してもいいかなと思っています。

──実際、餅田さんはかなりモテるそうですね。

【餅田コシヒカリ】 そうですね、って自分で言うのもなんですけど(笑)。合コンでも一番たくさん連絡先を聞かれたりすることがよくあるので。前にCAさんたちの合コンに盛り上げ要員として呼ばれた時もそうでした。

◆SNSのバッシングも芸人としては「見つけてくれてありがたい」

──失礼ながら、ぽっちゃり好きな男性から好かれることが多いんでしょうか?

【餅田コシヒカリ】 ぽっちゃり好きもいますが、「痩せている子が好き」と言っていた男性から告白されてお付き合いしたこともあるので、いろいろですね。

──どんなところが好きだと言われることが多いですか?

【餅田コシヒカリ】 よく「お前としゃべっていたら、悩んでいたことがバカバカしく思えてきた」みたいなことは言われますね。たぶん私がバカだからだと思うんですけど(笑)。

──餅田さんと言えば“汚部屋”でも知られていますが、男性からの反応は?

【餅田コシヒカリ】 冗談っぽく「片付けろよ~」とか言われたことはありました。でも一般的には汚部屋かもしれないですけど、自分にとっては快適なんですよ。動かなくても必要なものに手が届きますし(笑)。だからテレビやYouTubeで片付け企画をやっても、すぐ元に戻るんです。

──餅田さんのお話を聞いていると、女性は痩せていたほうがいい、部屋がキレイなほうがいいという“モテ常識”が崩れていくようです。

【餅田コシヒカリ】 ダイエットにしても、お部屋の掃除にしても、“不特定多数の人の目”を気にして頑張りすぎちゃう人も多いのかなと思うんですよね。それをやることで自分が幸せだったらいいんですけど、逆に心が折れちゃったらキツいなって。まあ、私は自分に甘い性格なので折れることもないんですけど(笑)。

──自分に甘くしていたら、結果モテてたっていう感じなんですかね?

【餅田コシヒカリ】 あ、そうかもしれないです。自分に甘いからひたすら楽しいですし、笑って生きていたらいつの間にか彼氏もできていた、みたいな。

──ただ、芸能人としては“不特定多数の人の目”を気にすることはないですか?

【餅田コシヒカリ】 たしかにSNSにデブとかブスとか書いてくる人もいます。少しずつ皆さんに知られるようになってから、「誹謗中傷って本当にあるんだ!」ってビックリしました。でも、デブっていうのは事実ですし(笑)、ブスというのは好みの問題だし、芸人として今はむしろ「見つけてくれてありがとうございます」って思いますね。

◆見た目で笑いを取るのはわかりやすいが、それだけに頼っていてもダメ

──昨今は「女性芸人が容姿や体型でイジられるのが見ていて不快」という視聴者もいますが、どう思いますか?

【餅田コシヒカリ】 うーん、時代なんですかね。そういうイジりが嫌だという女性芸人さんがいらっしゃるのもわかります。でも、それが完全になくなっちゃうのも寂しいような…。やっぱり芸人は笑ってもらうのが仕事だと思うので。たぶん見た目で笑いを取ることが、一番わかりやすいですよね。イジるにしても、イジられるにしても。私も水着で、お腹を揺らしたりするのは、この体がネタになるという自信を持っているからです。でも芸人としてはそういう“手っ取り早さ”だけに頼っていてもダメだなと思っています。

──芸人の武器として、自分の体に自信が持てている面もあるのでしょうか?

【餅田コシヒカリ】 それも1つにはありますね。もともと私は女優になりたくて上京したのですが、当時は「痩せてないと女優にはなれないのかな」と思ったこともありました。でも芸人になったことで、本当にちょっとずつですけど、お芝居の仕事もいただけるようになって。一般的には恥ずかしい部分を武器にできるのは、芸人だからこそなのかもしれないです。

──仕事も上り調子ですが、今後の目標を教えてください。

【餅田コシヒカリ】 昨年までは1人の仕事が多かったんですが、3月27日には新宿角座での単独ライブを行うので、今年はコンビでの活動が増えるといいなと思っています。先ほどお伝えした通りで、体型で笑いを取るのは、わかりやすいんですよ。だけど芸人としてネタを磨いて、賞レースで勝てるようになっていくのが目標です。かと言って痩せる気は一切ないですけどね(笑)。

(文/児玉澄子)