SEKAI NO OWARIの楽曲「YOKOHAMA blues」がショートドラマ化されることが明らかになった。主演は、昨年3月~11月にかけて放送されたNHK連続テレビ小説『エール』でも共演した、インディーズの4人組バンド「インナージャーニー」のドラマー・Kaito(19)と、女優・古川琴音(24)が務める。

【写真】切なさたっぷりにセカオワ曲を演じるKaito

 本作は、ABEMAがさまざまなアーティストの楽曲を独自の視点で解釈し、ショートドラマ化するミュージックストーリーシリーズ『Music Story produced by ABEMA』の第1弾。SEKAI NO OWARIのデビュー記念日にあたる、きょう10日の午後7時より「ABEMAビデオ」とYouTubeのSEKAI NO OWARI公式チャンネルで配信される。

 本作では、「YOKOHAMA blues」の切ない歌詞とメロディーに乗せ、望むものは手に入れても、本当に愛する人だけは手に入れることのできなかった男による“あと一歩届かなかった恋”を描く7分間のラブストーリー。

 ABEMAの恋愛リアリティーショー『オオカミくんには騙されない』でもその甘いルックスで多くの視聴者の人気を集めた主演のKaitoは、夢をかなえ順風満帆な生活を送るものの、最後まで本心を伝えることができなかった古川演じる女性の結婚式に参列するアーティスト役。自身のバンドではドラムを担当しているが、劇中ではギターを演奏したり、歌唱したりと新たな一面をみせている。古川は、Kaito演じる男性の気持ちに気づいていながらも、別の男性(西垣匠)との結婚を決める新婦を熱演する。

 Kaitoは「幼い頃に聴いていたSEKAI NO OWARIの作品に、自分自身が役者として参加しているということに最初は少し違和感を感じました」と明かしつつも、「音楽とドラマの融合によって引き出される世界に引き込まれて、バンドや音楽をやっている自分だからできることを模索しながら、作中の男の心情を映し出せるよう意識しました」とコメント。

 古川は「2人の想いがすれ違い、時を経て答え合わせする様が切なかったです。ちゃんとKaitoくんに想われるような女の子になれているのか心配でしたが、横浜の景色にも手伝ってもらって、とてもロマンチックに映っていてうれしく思いました」と語った。

 なお、Kaitoによる男性目線ver.と、古川による女性目線ver.を視聴することで、それぞれの気持ちに寄り添うことができる仕掛けとなっており、男性目線ver.は「ABEMAビデオ」で、女性目線ver.はYouTubeのSEKAI NO OWARI公式チャンネルで、きょう10日午後7時から配信される。

■Kaitoコメント「音楽をやっている自分だからできることを模索」

幼い頃に聴いていた『SEKAI NO OWARI』の作品に、自分自身が役者として参加しているということに最初は少し違和感を感じましたが、音楽とドラマの融合によって引き出される世界に引き込まれていきました。楽曲の魅力がすごいので、それだけで完成された作品ではあるのですが、客観的に観ていて、その世界観をわかりやすく可視化できるようになった、そんな印象を受けました。

ほとんど台詞がないドラマなので、『言葉』の部分をどう引き出すか考えたときにいちばん意識したのは、歌詞を自分に投影させることでした。“あの頃の僕らはもういない、自由だった僕はもういない”の詩は、今の自分に近しい部分だったので、その共感を上手く利用して『YOKOHAMA blues』の世界に飛び込めるように努力しました。音楽があったからこその工夫だったと思います。

バンド、音楽をやっている自分だからできることを模索しながら、作中の男の心情を映し出せるよう意識しました。例えば、式中で弾き語りをするシーンなどは、コード進行、詞、メロディー、リズムなどを再現しながら男の切なくも強い気持ちを表現しなくてはならなく、なかなかに苦戦を強いられましたが、新しいチャレンジでとても楽しかったです。演技のため、当て振りで音が使われることはないのだけれど、バンドマンとしてのこだわりが出た部分だったと思います。

共演したお二人はとても明るく気さくな方々で、休憩中も作中の3人のような雰囲気でした。自分自身まだまだ演技に関してはキャリアが浅く、実力も不十分。そんな中での撮影でしたがお二人の胸を借りるつもりでやらせていただき、刺激を受けながら吸収できるものを探していました。お二人と共演することができ、とても良い経験をさせていただきました。

まずはこの『YOKOHAMA blues』を沢山聴き込んだ上でこのドラマを観ていただけると、曲の世界観がより鮮明になって皆さまの心に届くのではないかなと思います。自分自身最大のリスペクトを持って作品に参加させていただきました。至らない部分もあるかもしれませんが、この『Music Story produced by ABEMA』を観て、聴いて、少しでも多くの人の気持ちを動かせる作品になっていれば幸いです。

■古川琴音コメント「Kaitoくんは、まだあどけなさの残っているかわいい人」

2人の想いがすれ違い、時を経て答え合わせする様が切なかったです。ちゃんとKaitoくんに想われるような女の子になれているのか心配でしたが、横浜の景色にも手伝ってもらって、とてもロマンチックに映っていて嬉しく思いました。以前出演したドラマの主題歌だったSEKAI NO OWARIさんの楽曲にドラマとして出演するかたちで再度ご一緒できてうれしかったです。

「YOKOHAMA blues」のサビに向けて畳み掛けていくようなテンポ感が好きだったので、AメロBメロで加速していって、サビでは時間が止まったようなそんな感じがお芝居にも出たらいいなと意識していました。常に、このシーンはどこの音、どこの歌詞で使われるというのを意識して演じていました。

歌詞が台詞の代わりだったので、Kaitoくんが演じる役の台詞だけが用意された台本を頂いたような感じでした。なので、Kaitoくんがそういう気持ちになるためには、どういう表情を見せたらいいのか、どんな女の子でいたらいいんだろうということを中心に考えて演じました。

実はKaitoくんとは2回目の共演で、初共演は朝ドラ『エール』の結婚式のシーンでした。その時は、ほとんど絡みがなかったのであまりコミニュケーションを取れなかったのですが、今回共演してみて、クールなイメージとは裏腹にしゃべり方がのんびりしていて、まだあどけなさの残っているかわいい人だなぁと思いました。

西垣くんは、この撮影日の月に事務所に所属したそうですが、そう思えないほど落ち着いていて自然体な方でした。まだまだ私も新人ですが、2人とも、堂々としていて熱心な方たちで、またどこかで一緒にお仕事するのが楽しみです!!

「YOKOHAMA blues」の胸がきゅっと締め付けられるような世界観のある作品になったと思うので、元々好きな方達にも、初めて知る方達にも楽しんで頂けたら嬉しいです。是非2つの視点、両方のバージョンを見てください!