K-1ファイターの武尊(29)が10日、『K-1 AWARDS(アウォーズ)2020』のベストKO賞を受賞し、都内のホテルで行われた表彰式に出席。一部週刊誌で対戦が報じられているキックボクサーの那須川天心(22)について言及した。

【動画】那須川天心との試合について口を開く武尊

 武尊選手は、昨年末に開催された『RIZIN.26』の会場を訪れ、天心選手の試合をリング側で観戦。取材に応じ「早くリングで向かい合いたい」と話していた。そんな経緯もあり、2人は一部の週刊誌上で6月に東京ドームで対戦すると報じられた。

 幾度も浮上しては立ち消えた格闘技ファンが待ち望む世紀の一戦。授賞式後に取材に応じ、天心戦について問われると武尊選手は「年末に試合を観戦させてもらった。僕の思いとしては大みそかに言ったことが全て。今はそれ以上でもそれ以下でもない。3月28日のタイトルマッチに勝たないと、その次の試合はないと思っている」と話すに留めた。ただ、一方で「その試合が終わって、またいろいろなことが決まったら僕の口からしっかり、皆さまに伝えようと思う」と意味深に語っていた。

 話題が、2人の試合に集中してしまう状況。武尊選手は「盛り上がってくれるのはうれしいし、話題にしてもらえるのもありがたい。その試合が決まったら、たくさんの人に拡散してもらいたい。その試合は格闘技界がもっともっと大きくなるための試合になると思う。過去の格闘技のブームを超えるような大きなものにしたい」と感謝の気持ちを語りながらも、「お互いに目の前の試合がある。そこに全集中しないと。それが決まったら僕の口から伝えたい。週刊誌やネットニュースでいろんな記事が出てますけど、僕だったり天心選手が言う言葉だけを信じてほしい。その気持ちを汲み取ってもらえたら」と呼びかけた。

 また、今年のテーマにも言及。「よく言っているのは、自分の満足できる人生。そういう1年にしたい。テーマは完全燃焼して、来年ももっといろんな挑戦をしたい」と宣言。直後に「あとは結婚したいです。今年30歳なので。いい相手を探したい」とにやり。現在、いいお相手はいないそうで「それも1つの戦い(笑)。婚活がんばります」とプライベートを充実させることも目標に据えていた。

 授賞式のスピーチで武尊選手は「受賞させてもらったのはうれしいですけど、去年は個人としては試合も1試合しかできなかった。けがもあったし、コロナの影響で試合もできなかった」と昨年を振り返る。「そういう1年で僕自身、満足はできていないんですけど、賞をいただけて本当にうれしい。今年のテーマじゃないけど、またMVPを獲れるように今年1年を突っ走っていきたい。最高の試合を、皆さんに見てもらえたらいいな」と今年への意気込みを語った。

 プレゼンターとして参加した久松郁実や関根勤、魔娑斗から激励を受けた。武尊選手は「いろんな方に期待してもらって応援してもらった」と感謝。続けて「僕も格闘技人生そんなに長くないと思う。その中で自分が満足できる試合を、満足できるような結果を残し続けていきたい」と宣言すると「今年は一つひとつ、その階段を登っていける年になるかな」と意味深な発言。3月にタイトル戦が行われるため「まずはタイトルマッチで、しっかりベルトを守って、最高のKO勝ちで次につなげたい」と力を込めていた。

 授賞式には受賞者のほか、プレゼンターとして才木玲佳も出席した。

■『K-1 AWARDS(アウォーズ)2020』受賞者
年間最優秀選手賞(MVP):木村“フィリップ”ミノル
最高試合賞:安保瑠輝也VS山崎秀晃
ベストKO賞:武尊
技能賞:ゴンナパー・ウィラサクレック
敢闘賞:K-Jee
殊勲賞:椿原龍矢、壽美
新人賞:菅原美優