漫才コンビ・東京丸・京平の東京丸(あずま・きょうまる、本名・楠本賢次郎=くすもと・けんじろう)さんが、長期療養中のところ1月30日に心不全のため亡くなった。享年74。所属する落語芸術協会が8日に発表した。葬儀は既に近親者で執り行われた。

 兵庫県出身の京丸さんは、幼少期にラジオで漫才に興味を持ち17歳に上京し、酒井淳之助一座に弟子入り。司会、漫談、コントなどを経て漫才にたどり着き、結成当初はスピード感あふれる漫才が売りで、さまざまな番組に出演。過労がたたり、途中体調を崩し活動中止期間もあったが。療養を経て高座に復帰した。

 お笑いコンビ・ナイツが演芸番組、トーク番組にて「おもしろい先輩芸人」として紹介することで、再び注目を集めることとなった。漫才の間につなぎで突如として「チャチャンチャチャンチャンチャン」というブリッジをはさむ手法は東京丸・京平が始めたといわれており、独特の間のおかしさが売りとなっていた。

 浅草演芸ホールにて令和2年6月10日、夜の部を務めたのが最後の寄席出演となった。