警察小説の巨匠・今野敏氏の原点とも呼べる「安積班シリーズ」の第一作がテレビ東京でドラマ化される。8日放送の月曜プレミア8『今野敏サスペンス 警視庁臨海署安積班』(後8:00~9:54)で、“班長”こと安積剛志を演じるのは、俳優の寺脇康文。「なんとか、寺脇バージョンの安積剛志班長を作るべく頑張りました」「是非、皆さまのお力で、新生『安積班』を育てていただきたいと思います」と、コメントを寄せた。

【写真】『今野敏サスペンス 警視庁臨海署安積班』場面カット

 原作は、今野氏の「二重標的(ダブルターゲット) 東京ベイエリア分署」(ハルキ文庫)。東京ベイエリアを舞台に、東京湾臨海署で係長を務める“班長”こと、主人公・安積剛志が個性豊かな部下を率いて、連続する不審死事件の解決に挑む内容となっている。

 東京湾臨海署強行犯係の“班長”・安積は、信頼する部下を取りまとめながら捜査一課との対立にも屈せずに独自の捜査を進める、正義感の強い男だ。そんな安積が率いる5人の部下も個性的。班長を慕う真面目で優秀な部下の村雨秋彦役に武田真治。率直に物を言う性格ながら女性視点で謎に切り込む水野真帆役に真飛聖。食いしん坊なキャラクターだが鋭い勘を持つ須田三郎役に松尾諭。タブレット片手にリサーチ能力を発揮しチームをアシストする黒木和也役に水田航生。まっすぐな情熱で捜査に取り組む若手刑事の桜井太一郎役に堀井新太。

 ライブハウスでホステスの藤井幸子(山田桃子)が毒殺されたとの通報が入り、東京湾臨海署強行犯係・係長の安積は、村雨、須田ら部下と現場へ急行。死因はワインに混入した青酸カリによる中毒死だった。店長曰く初顔だと言い、1人でずっとテーブル席にいたという。騒がしいところが嫌いだったという幸子がなぜここに?

 実は1人で店を訪れた客が毒殺されるという事件が、池袋と六本木のクラブでも発生していた。捜査一課係長の荻野照雄(加藤雅也)は、3つの毒殺事件を同一犯による無差別殺人と見て、防犯カメラに映っていた接触者の身元特定を指示するが、安積は被害者の身辺を調べるのが先だと主張。その後も所轄と一課はことあるごとに衝突し、怒号を浴びながら安積班は独自で捜査を進めていく。交錯する事件の繋がりを解明し、安積班は真相にたどり着けるのか?

【寺脇康文のコメント】
 僕の好きな小説家第1位が、今野敏さんなんです。家の本棚には、先生の本がずらりと並んでいます。その中でも、ベスト3に入るこの安積班シリーズ、しかも、ハンチョウを演じさせて頂くということで、大興奮致しました。現場で先生にもお会いして、色々お話させて頂きましたし、一緒に写真も撮らせていただきました。スタッフの皆さんにも、「寺脇さん」では無く、「ハンチョウ!」と呼んでいただき、現場ではその気でいさせていただきました。

 なんとか、寺脇バージョンの安積剛志班長を作るべく頑張りました。班の皆さんとのコンビネーションも見所です。是非、皆さまのお力で、新生「安積班」を育てていただきたいと思います。観て下さい、よろしくお願いします!