次代を担う長編映画監督の発掘と育成を目指して文化庁が実施している『ndjc:若手映画作家育成プロジェクト 2020』の合評上映会が3日、都内で行われた。

【写真】ともに行われた短編映画『醒めてまぼろし』舞台あいさつの模様

 上映作品の短編映画『窓たち』の舞台あいさつも行われ、志萱大輔監督、小林涼子、関口アナンが登壇。関口は「撮影期間が3日間と短く、2020年の中で修業のような作品でした」と明かしながら「現場の雰囲気は、時間がないことを感じさせないくらい、いいムードでした。2020年の最後の撮影がこの作品でよかったなと思います」と充実の表情を浮かべた。

 劇中の恋愛模様は、キャスト、スタッフが“恋バナ”に花を咲かせるような形で、さまざまな意見を出し合ったという。小林は「リハーサルをしながら『ここはこうした方がいいね』と話し合いながら進めて、演者としてはぜいたくな時間だった。とても楽しかったし、熱量が詰まった3日間でした」と振り返り、志萱監督&関口に「楽しかったよね?」とほほ笑みながら語りかけていた。

【ストーリー】
美容師の朝子は、ピザ屋でアルバイトをしている恋人の森と一緒に暮らし始めて5年が経つ。2人の関係は冷め切ったわけでもないが、かといってかつてのキラキラしている状態でもない。そんなある日、ついに父親になる決心がついた森は、朝子に子どもを産んでほしいと告げる。仕事に精を出し、女性関係も清算しようとする森だったが、朝子の表情は晴れない。そして朝子が働く美容室に、森と深い仲だったであろう女性がやって来て…。