俳優の菅田将暉(27)と女優の有村架純(27)が29日、都内で行われた映画『花束みたいな恋をした』公開初日舞台あいさつに登壇した。

【全身ショット】ブラック×ホワイトコーデで登場した有村架純

 本作は、『東京ラブストーリー』(1991年)、『Mother』(2010年)、『最高の離婚』(13年)など多くの連続ドラマを手掛けている脚本家・坂元裕二氏が“2020年の東京”を舞台に書き下ろしたオリジナルラブストーリー。

 菅田と有村の魅力について聞かれた坂元氏は「菅田くんはとても多面的で矛盾したものを抱えた俳優。いい人も悪い人も、純粋さもすれた部分も、闇も光も持っていて、それを同時に表現できる。大げさに言うと、人間的なものをお持ちになっている」と称賛。

 有村に対しては「いつも言うんですが、ミステリアスで何を考えているかわからない。世間から外れたようなたたずまいを演技から感じられて、不思議で手品のようなお芝居に感激します」と独特の雰囲気を表現した。

 菅田は「そんなことを言っていただけてうれしいですね」と言い、有村は「そう言われると照れますし恥ずかしいです(笑)。坂元さんと対談させていただいたときも『一生わからないと思う』とおっしゃっていたので、わからないままでいてほしいなと思います」と返していた。

 菅田演じる山音麦(やまね・むぎ)と有村演じる八谷絹(はちや・きぬ)は、明大前駅で終電を逃したことで偶然出会った大学生。好きな音楽や映画がほとんど同じで、恋に落ちた麦と絹は、大学を卒業してフリーターをしながら同せいを始める。拾った猫に2人で名前をつけて、渋谷パルコが閉店してもスマスマが最終回を迎えても、日々の現状維持を目標に就職活動を続けるが──。ずっと一緒にいたいと願い続けた麦と絹が過ごした“最高の5年間”が描かれる。