「電車で肩に寄っかかられがち」「身長が大きすぎて待ち合わせの目印にされてしまう」…そんなイケメンだけどどこか残念だったり、キュンとするギャップがある男性のイラストを描いているツイッターアカウントが昨年から話題に。作者のミリグラムさん(@mg_m_mg)は、昨年大学受験終了後にツイッターでイラストを投稿し始め、今では37.9万人ものフォロワーをもつ人気アカウントとなった。学業と両立してクリエイターとしても活躍するいま、創作活動への思いを聞いた。

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■「めまぐるしい一年だった」アカウント開設時からの変化

 昨年アカウントが一気に話題になったときは、大学受験を終えたばかりで現役高校生だったミリグラムさん。そこからたびたびイラストが話題になり、著書『#となりの男子』(リラクトコミックス)を発売するまでに。

 「昨年は本当にめまぐるしい一年で、自身の状況については未だに理解しきれていません。ただただ予想外の出来事の連続でした。イラスト投稿を始めたのも、元々自分がいいと感じるものを色んな人と共有したいという思いからでした。見てくださった方から共感のコメントをいただけるのはとても嬉しいですし、日々の励みになっています」と自身の環境の変化を語る。

 ミリグラムさんのイラストは「こんなイケメン男性が現実にいてくれたらいいのに…」という理想を叶えてくれる、漫画やドラマのなかで起こるような”胸キュン”や”ギャップ”が表現されているのが特徴的。ひとつのテーマを決めて、それに対して4パターンのタイプが異なるイケメン男性をイラストで表現してツイッターに投稿している。

 「ツイッターに投稿できる画像が4枚なので、4人の異なるタイプのイラストを描いています。人には何でも好みがあると思うのですが、4人の男の子のうち1人でも好きだなと感じていただける男の子を見つけてくれれば」と話してくれた。

■「イラストとは直接関係ない部分でも”かっこいい”と思ってもらえるように」

 イラストは街で見かけた男の子のいいなと感じる瞬間から着想を得ていると語っていたミリグラムさん。現在はコロナ禍で外出する機会も減ってしまったという。

「以前のように街に出て観察するといったことは出来なくなりました。その代わり、家にいる時間を利用して沢山の作品を読んだり、見たり、聴いたり、日常で気になった会話など、本当に些細なことでもメモして自分の中に吸収するようにしています。そのメモも後々見返すと、案外イラストに活かせるヒントになっていたりもするんです」
 
 「いかにイラストの男の子をかっこよく見せるかを常に考えています。首筋のライン、身体のシルエット…そういったイラストのシチュエーションとは直接関係ない部分でも、かっこいいと思ってもらえるように」と、イラストへのこだわりも明かしてくれた。

 大学生活と並行して創作活動も続けていきたいと語ってくれたミリグラムさん。最後に今後の創作活動の目標は?と聞くとーー。

「アカウントを始めた当初と変わらず、見てくださる方に少しでも共感や癒しを与えられるイラストを描くことがこれから先もずっと自分にとっての目標です」