エイベックスは13日、中国の動画配信プラットフォーム「bilibili」(ビリビリ)を展開する上海寛娯数碼科技有限公司(本社:中国上海市)と、J-POPのミュージックビデオ(MV)のライセンス契約を締結したことを発表した。「bilibili」との提携は日本のメジャーレーベルとしては初。エイベックスが保有するMV約3300曲を提供する。

【写真】エイベックスの代表取締役会長松浦勝人氏

 「bilibili」は月間アクティブユーザー約2億人(前年同期比54%増)、課金ユーザー数1500万人(同89%増)を抱える総合動画配信プラットフォーム。中国の「Z世代偏愛アプリ」と「Z世代偏愛エンタテインメントアプリ」の2つの部門で1位を獲得するなど、特に2000年以降に生まれた若年層ユーザーの支持の高さを特徴としている。

 中国におけるJ-POP需要についてエイベックスは「主に中国都市部に住む若年層から強く支持されており、日本のドラマ・映画などで使用された楽曲がヒットする事例も多く見られている」とし、「本提携により、当社グループが保有する音楽・アーティストを中心としたIP(コンテンツ)を、親和性が非常に高いユーザーに届けることが可能になります」と説明する。

 ライセンス開始日は2020年12月28日で対象地域は中国(香港・マカオ・台湾を除く)。同社は「本提携をスタートラインとし、オンラインライヴの展開などさらなる協業を通じて、当社が保有するIPの本格的な中国展開を目指していきます」としている。